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グルメ本編集長が教える、新しい店の見つけ方。基本は口コミだけど、もっと大切なのは…

4/10(水) 11:25配信

ハフポスト日本版

気がつくと、外食する時はいつも同じお店ばかりに行っているという人も多いのではないでしょうか?

平日5日、夜ご飯は外食という『東京最高のレストラン』編集長・大木淳夫氏が新しいお店の見つけ方をハフポスト日本版に寄稿した。

「新しいお店はどうやって見つけるのですか?」
グルメ本の編集長をしていると、この質問は本当によくいただきますが、確かにとても知りたいことですよね。

僕は20年以上お店を探し続けていますが、まだインターネットが普及していない時代は、建設中の工事現場のプレートを見たり、求人情報誌などをチェックしたりしていました。

「ニューオープンにつきアルバイト募集!」という、あれです。その点、今は調べようと思えばスマホやPCに情報があふれているから楽ですよね。

マニアックな飲食店検索サイトの使い方

一方で、検索で出てこなければ、その店は存在しないのと一緒、という恐ろしい現実もあり、お店側にとってもSNSをどう利用すべきかは大きな問題です。

あるお店で聞いたのですが、「食べログ」にはユーザー有志のパトロール隊員というのがいるそうです。担当エリアを決めて、それぞれが定期的に巡回し、新しいお店を見つけると食べログに登録するのだとか。驚くことに彼らの活動は全くのボランティアのようです。

また別のレストランの店主は、オープンしたばかりの頃、来店してもいないのに電話でお店の概略だけを聞いて、ブログにさも食べてきたようにアップされたとぼやいていました。

「ニューオープンのお店」というのは、とにかく人の情熱を駆り立てるのです。
「一番最初にこの店を紹介したのは私!」と言いたい気持ちはわかります。

僕だってそうです。お鮨が大好きなのですが、個人的に新店探しに愛用しているのが食べログのニューオープン情報。

夜の予定が何も入っていないときに、ひとりで行くためにPCを眺めます(「鮨 ニューオープン」で検索すると出てきます)。
チェーン店から個人店まで、ずらりと並んだリストを見ながら、果たして新たな原石はないか、ひたすら目を凝らすのです。

たいていはまだ口コミも投稿されていないので、写真や場所、店名、予算などから推察します。“この文字が店名に入っているということは、あの系列か?” “あんな場所でこの値段設定とは相当自信があるのか?”とか、探偵の如く推理していくのが楽しくて。

どちらかというと、仕事ではなく趣味の領域です。そしていいかも! と思ったらすぐに電話してその日のうちに訪れます。

とはいえ、自分の予想を超える出会いはなかなかなく、それだけに出会えた時は楽しいわけです。

最近では銀座の「鮨み富」さんがヒットでした。名店「新冨寿し」出身というところに惹かれたのですが、コースオンリー・一斉スタート全盛の時代に、昼から通し営業、お好みOKという形態が受けて、今では大人気店となっています。

ちなみに先日、食べログを立ち上げた村上敦浩さんとお会いした時に伝えたら「あのページを活用しているとは相当マニアックですよ」と笑われました。確かに。

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最終更新:4/10(水) 11:33
ハフポスト日本版

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