ここから本文です

小林よしのりさん「ごーまんかました平成」 集団にあらがい「個」を叫ぶ

4/11(木) 11:58配信 有料

西日本新聞

「集団に埋没せず、個を確立することが大事だ」と語る小林よしのりさん

 時代は空気をまとう。私たちは知らず知らず、その空気をつくる集団の一部になっている。ひとたび空気が出来上がれば、反対意見は言いにくい。

 「ごーまんかましてよかですか?」

 漫画家、小林よしのりさん(65)=福岡市出身=にとっての平成は、この一言で空気に切り込み、戦った時代だった。

 薬害エイズ訴訟、オウム真理教事件、沖縄の基地問題…。自身を主人公にしたエッセー漫画「ゴーマニズム宣言」で社会問題を取り上げ、言論界に一石を投じてきた。時に命を狙われても時代の先端でモノ申し続ける小林さんに、平成はどう映ってきたのか。

 □  □

 2月中旬、都内の喫茶店。小林さんはノートの片隅に「公」「個」「私」「集」の4文字を書いた。

 「ゴーマニズムとは、公(世の中全体)のための個人主義。集団が私利私欲の方向に暴走し始めたときは、一人でも異論を述べられる。わしはずっと、それを言ってるんです」

 「個」に目覚めたきっかけは1970年代、大学時代に出合った学生運動だった。誘われて参加したデモや集会で、違和感を覚えた。「自分の食いぶちも稼げない学生が、運動なんてやってていいわけがない」 本文:2,078文字 写真:3枚

続きをお読みいただくには、記事の購入が必要です。

すでに購入済みの方はログインしてください。

  • 税込216
    使えます

サービスの概要を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。 購入後に記事が表示されない場合はページを再度読み込んでください。 購入した記事は購読一覧で確認できます。

西日本新聞

最終更新:4/11(木) 11:58
西日本新聞