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「令和に第3の用途花開く」 山中伸弥氏がiPS細胞を展望

4/11(木) 18:49配信

産経新聞

 「令和にはiPS細胞の第3の用途が花開く」。京都大の山中伸弥教授は11日、東京都内で会見し、人工多能性幹細胞(iPS細胞)の用途について新時代への展望を語った。従来は主に再生医療と創薬だったが、今後はゲノム(全遺伝情報)解析と連携する医療応用が本格化すると指摘した。

 山中氏は東北大との共同研究に関する会見に出席。東北大が凍結保存する東北地方の住民約15万人分の血液細胞を利用して京大がiPS細胞を作製し、医療研究に活用する計画を発表した。血液細胞のゲノムを解析し、どのような病気になりやすい体質かなどを予測し、作製したiPS細胞を使って確認するという。

 山中氏は「今までできなかったような一人一人に合った先制医療、予防医療の可能性が広がる」と説明。保存されている血液細胞の多くが東日本大震災の被災地住民から提供されたものであることから「被災地医療の向上につながる可能性もある。復興を応援する意味でも一層努力していく」と述べた。

最終更新:4/11(木) 18:49
産経新聞

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