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死を覚悟した漂流、多額の借金返済、光進丸の炎上…加山雄三が「幸せだなぁ」と言える理由

4/11(木) 7:04配信

BuzzFeed Japan

加山雄三が、海洋環境の清浄化を目指す「海 その愛基金 海洋環境クリーンプロジェクト」を発足させた。きっかけは、1年前に愛船「光進丸」が火災を起こしてしまったことだった。

【動画】加山雄三×ヒップホップが意外にも最高すぎるんだが

九死に一生を得た漂流体験、役員を務めるホテルの倒産に借金苦…。幾多の荒波を乗り越えてきた永遠の若大将は、4月11日に82歳の誕生日を迎える。

「幸せに思う心があれば、何やってたって幸せなんだよ」
【BuzzFeed Japan / 神庭亮介】

ビニール袋で「餓死」するウミガメ

――3月に日本セーリング連盟とともに「海 その愛基金 海洋環境クリーンプロジェクト」を立ち上げました。長年、海を見てきて、環境の変化を感じますか?

感じますね。肌で感じて、何かしなきゃいけないという気持ちをずっと持っていた。

ウミガメはクラゲと間違えてビニール袋を食べちゃう。お腹に入っても消化されずに溜まっていく。お腹いっぱい食べてるつもりなのに、食欲がなくなって餓死してしまうんだ。

クジラもそう。岸に打ち上げられたクジラの胃袋を調べてみたら、ビニールとかでいっぱいだったというケースもある。

しかも、ビニールは海水にもまれているうちに細かくなっていく。マイクロプラスチックという非常に小さい粒子になって、水のなかに溶け込んじゃうっていうんだから。その話を聞いた時はショックだったね。

このまま放っておいたら生態系が変わってしまう。我々人類にも影響が出てくることは間違いないよ。

光進丸の焼失がキッカケに

――もともと海洋環境に危機感を抱いていたわけですが、昨年4月に光進丸が火災で焼失してしまったことにも背中を押されたとか。

キッカケになったことは間違いないね。あれは天から警告をいただいたんだと解釈してる。

光進丸は非常に楽しい思い出を提供してくれた。だけど、これからは遊んでる場合じゃない。海に関して、いままで得てきたものを役立てる時だと。

海が、地球が汚染されていくなかで、自分の役割としてクリーンキャンペーンをできないか。そう考えたら、いても立ってもいられなかった。

セーリング連盟の河野博文会長に相談して、基金を設立することになったんだ。コンサートとCD売上の収益の一部を積み上げて、役立ててもらおうと思ってる。

必要なのは、一人ひとりの意識改革。毎日生活しているなかで、どれだけのゴミが出ているか。そのゴミはどこにいくのか。そういうことを、みんなで学んでいくべきなんだよ。

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最終更新:4/11(木) 13:24
BuzzFeed Japan

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