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人類初の快挙!でも「ぼやっとしてる」と感じた人にブラックホールがよく分かる動画とイラスト

4/11(木) 14:44配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

その存在が理論化されてから約235年、科学者たちはついにブラックホールの撮影に成功した。画像にはメシエ87(M87)と呼ばれる「巨大銀河」の中心にある超巨大ブラックホールの姿が捉えられている。

【全画像】人類発の快挙! でも「ぼやっとしてる」と感じた人に、ブラックホールがよく分かる動画とイラスト

ブラックホールの重量は太陽の約65億倍、その重力のため光も逃れることはできない事象の地平面(イベントホライズン:Event horizon)の影の幅は約250億マイル(約400億キロメートル)におよぶ。

世界初の画像は、地球サイズの“仮想”電波望遠鏡「イベント・ホライズン・テレスコープ(Event Horizon Telescope:EHT」によって撮影された。

予想されたことではあるが、画像は少し小さく、分かりにくかった。画像が公表される前に、ジョージア州立大学の天文物理学者ミスティ・ベンツは、なにか「塊のようなもの」が写ると期待しているとBusiness Insiderに語った。

「覚えておいて欲しいことは、我々は太陽系サイズの物体の画像について議論しているということ。それを5400光年離れた場所から見ている」とベンツは語った。

世界初のブラックホール画像をより良く理解するために、天文物理学者とコンピューター科学者は10日の発表の何年も前からシミュレーション画像を作成していた。それらを使って、ブラックホールをより良く理解してみよう。


仮想の電波望遠鏡「イベント・ホライズン・テレスコープ」は世界中の電波望遠鏡をつないで作られた。世界の8つの電波望遠鏡をつなぐことで、地球サイズの「仮想」の望遠鏡として機能することが可能になった。

ブラックホールの撮影は、たとえそれが巨大サイズでも、困難だった。ナイメーヘン・ラドバウド大学の天文物理学者ヘイノ・ファルケは、ブリュッセルに置かれたマスタードの粒をワシントンD.C.から見るようなものと語った。

天文物理学者とコンピューター科学者は、EHTによる発見を見越して、巨大サイズのブラックホールの高度なシミュレーションモデルを作成した。

シミュレーションのもとになったのは、1900年代初頭にアインシュタインが築いた相対性理論。

アインシュタインの相対性理論以来、科学者たちはM87の中心にあるブラックホールを含め、ブラックホールの特徴を解明してきた。

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最終更新:4/11(木) 17:18
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