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ミラティブ 赤川隼一×nommoc 吉田拓巳【前編】誰でもアバター、移動は無料。次世代経営者が創る“個“の時代ー

4/11(木) 12:26配信

SENSORS

スマホ一台で、魂解放。“ドラクエやっている感じ“で人類をつなぐ「Mirrativ」

草野:それではトークテーマ「次世代経営者」について、ディスカッションを始めます。まずは、赤川さんから自己紹介をお願いします。

赤川隼一(以下、赤川):スマホ一台でゲーム実況ができるサービス「Mirrativ」を運営する、ミラティブの赤川です。会社が掲げるミッションは「わかりあう願いをつなごう」。

私たちは“わかりあい“や“孤独“が、人類が持つ数少ない巨大な残課題のひとつだと思っています。人が持つ「わかってほしい」という気持ちをつないでいくことで、もっと多くの人が幸せな人生を送れるのではないか?と考え、ユーザーもメンバーも個々人の幸せを追求できるような会社経営を目指しています。

「Mirrativ」のコンセプトは、「友達ん家でドラクエやっている感じ。」です。僕や落合さんは、ドラクエがひとり用のゲームであるにも関わらず、友達の家で一緒にプレイしていた世代だと思います。コンテンツそのものを楽しむだけでなく、その場にいる友達と過ごす「空間そのもの」を楽しむ。その、「好きなもの同士でつながる」体験が、僕たちが言う“わかりあう願い“のつながりです。

落合:言語化が難しい、感情の動きは重要だと思います。それこそ、赤川さんがよく言う“エモい“ですね。

赤川:現代は、ロジックよりも“意志“が重要視される時代。仕事も結局、やりたいことをいかにやれるかが大事だと思っているので。

例えば世の中には、歌が上手くても容姿に自信がない人がごまんといます。アバターとライブストリーミング・常時接続の掛け算で、そういった人の可能性や魂を解放させていきたいんです。以前は「ゲームが上手いだけでは飯が食えない」と言われていましたが、今ではゲーム実況でマネタイズができる時代。自分の得意分野をテクノロジーと掛け算することで、可能性を広げることをキーテーマとし、ここ1年会社を経営してきました。

落合陽一は「射程圏内」。時代の要請を反映した完全無料タクシー「nommoc」

草野:続いて吉田さん、自己紹介をお願いします。

吉田拓巳(以下、吉田):株式会社nommoc代表の吉田です。「こうなりたい」という固定化された“ありたい像“をつくらないことが、僕たちが経営するうえでの信念です。ものすごい速さで変化する時代の流れを汲み取り、いま自分たちがやるべきことを考え、常に新しいサービスをつくることを大事にしています。

直近で手がけたサービスは、誰もが無料で乗車できるタクシー「nommoc」。車両を配車するためにアプリをダウンロードしていただき、その際に取得した個人情報から、個々人に最適化したディスプレイ広告を乗車中に配信します。その広告費で、運送の運賃を賄う仕組みです。

落合:タクシーに乗っていると、人材紹介とプロセスオートメーションの広告ばかりが配信されます。完全にターゲティングされていると感じますし、ずっと何かを語りかけられている気がしますね(笑)。

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最終更新:4/17(水) 16:04
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