ここから本文です

ブラックホールが撮影された「M87」ってどんな天体?

4/11(木) 16:44配信

sorae 宇宙へのポータルサイト

4月10日、イベント・ホライズン・テレスコープによって撮影された超大質量ブラックホールが公開されました。そのブラックホールは、地球から約5500万光年先にある「おとめ座銀河団」の「M87」の中心に位置しています。

M87のブラックホールジェットへズームイン!

「M87」は直径約12万光年の中に、数兆個の星と約13000個もの球状星団を含む巨大な楕円銀河。

サーチライトの様に伸びるこの印象的な「光速に近い速度で放出された宇宙ジェット」は約8000光年にもおよぶと言います。しかも、噴出口付近の速度は見かけ上、光速を上回る「超光速運動」という驚きな観測結果も出ています。

この様な大規模活動の観測や、強力なX線源(画像1枚目、紫)が確認されていることから、大質量ブラックホールの存在が以前から指摘されていました。

4月10日の発表は、今まで捉えることが難しかったブラックホールを初めて撮影し、その存在を証明する史上初の出来事になりました。なお、この発表に関しては、追って詳細記事を掲載いたします。

また、2013年に公開された「M87のブラックホールジェットへズームイン!」の動画は膨大な宇宙の中にある1つの天体のジェットを捉えるという、その凄さを確認することができます。

sorae編集部

最終更新:4/11(木) 16:44
sorae 宇宙へのポータルサイト

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事