ここから本文です

神戸製鋼、アルミ圧延品加工賃値上げ。6月出荷分から10%以上

4/11(木) 6:02配信

鉄鋼新聞

 神戸製鋼所は10日、アルミ板製品や押出製品といったアルミ圧延品の圧延加工賃(ロールマージン)を引き上げる考えを示した。副資材価格や輸送費上昇の一部を価格に転嫁する。ヒモ付き、店売り向けを含めすべての取引を対象に、6月出荷分から10%以上引き上げる方針で、今後顧客に要請していく。

 神戸製鋼は常時、取引単位で価格交渉を実施しているが、ロールマージンの一斉値上げは2015年1月以来4年半ぶりの取り組みになる。電力などエネルギーコストや梱包副資材、副原料などの高騰、輸送費の上昇に対し生産効率化などの自助努力で吸収していたが、継続するコスト増に対して自助努力での対応が難しくなっていた。また、高品質製品をタイムリーかつ安定的に供給するためには、生産システムや設備の老朽化更新、改善には投資資金が必要という背景もあり、ロールマージンの改定を決めた。
 アルミ圧延業界では、昨年6月にUACJや日本軽金属などが副資材や原燃料価格の上昇を理由にロールマージン改定に踏み切った一方、神戸製鋼は自助努力でコスト上昇分を吸収していた。今回、神戸製鋼もロールマージンの価格改定を実施することで、アルミ圧延大手のロールマージン改定が出そろったことになる。

最終更新:4/11(木) 6:02
鉄鋼新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事