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76年の歴史に幕 大和高岡店 今年8月閉店へ/富山

4/11(木) 20:48配信

チューリップテレビ

 大和高岡店が今年8月に閉店します。
 大和が11日の決算発表会見で明らかにしました。

 戦前から高岡市の中心市街地のシンボルとして親しまれてきた大和高岡店が76年の歴史に幕を閉じます。

 「苦渋の決断で、高岡店の営業を終了することに…」(大和・寺口時弘専務)

 大和高岡店の売上高は、ピーク時の1996年度には131億円ほどありましたが、2019年2月期の決算ではおよそ7割減の38億9100万円にまで落ち込みました。
 2016年度からは利益ベースで赤字に転落。
 経費削減など徹底した効率化に取り組んだものの、赤字幅は徐々に拡大し、昨年度は2億円あまりの赤字となりました。
 そのため収益改善が見込めないと判断し、閉店を決めました。
 現在の大和高岡店は、1994年にオープンした再開発ビル・御旅屋セリオのキーテナントです。
 オープンの時点では県内の商業施設で最大の売り場面積を誇り、連日、多くの買い物客で賑わいました。
 1943年にオープンした旧店舗での営業期間を含めると、70年以上にわたり県西部を代表する商業施設として親しまれたことになります。
 しかし、近年は郊外の大型店やネット通販などとの競合が激化し、売り上げが低迷していました。
 大和の寺口専務は、営業終了のタイミングについて、収益改善が見込めないことに加え、今年10月の消費増税でレジのシステム更新なども必要になるため、不採算店舗への投資を避けるためにも今年8月25日での営業終了を決めたと説明しました。
 高岡店の営業終了後は新たにサテライトショップを開設する他、外商活動も富山店の管轄として続ける予定です。
 大和高岡店の跡地利用についてはビルを管理する御旅屋開発が今後検討していくことになりますが、現在の場所に新たなサテライトショップを開設する可能性もあるとしています。
 高岡店に勤務する59人の従業員は富山店と香林坊店で引き続き勤務するということです。
 大和の2019年2月期の決算は、高岡店の特別損失を49億円計上したことから、最終赤字は47億5200万円となりました。
 大和高岡店の閉店について高岡市の高橋市長は、現在、情報収集に努めていて今後の対応を早急に検討していきたいとした上で「大きな驚きをもって受け止めており、誠に残念に思っている」とコメントを発表しました。

チューリップテレビ

最終更新:4/11(木) 20:48
チューリップテレビ

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