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JR豊肥線 来年度中に全線運行再開へ

4/12(金) 20:15配信

RKK熊本放送

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国土交通省は、熊本地震以降一部不通となっているJR豊肥線について、来年度中の全線の運行再開を目指す方針を示しました。

「JR豊肥線の運転再開が2020年度内となりました」(石井啓一国交大臣)

JR豊肥線は、熊本地震の際、南阿蘇村立野で発生した大規模な土砂崩れなどで線路が寸断され、現在も肥後大津駅から阿蘇駅の間で不通となっています。

国、県、JR九州では、残る復旧工事を加速化するための協議会を先日、発足しました。

区間内は現在、被災した51か所のうち23か所の工事が完了していて、大規模崩落の箇所などについても、国は今年度末までには復旧のめどがついたとして、来年度の運行再会を目指します。

蒲島知事は、12日朝の石井大臣の発表を受け急遽会見を開き次のように話しました。

「阿蘇のみならず県民の皆さんが待ち望んだものであり熊本地震から3年が経過しようとする中まさに復旧復興が加速化してきたと感じる」(蒲島知事)
「復旧を危ぶむ声もありましたが思ったよりも早く開通することを知らせていただいて大きな勇気につながります」(南阿蘇村・吉良清一村長)

一方、12日の石井大臣の発表では、復旧工事が続き迂回していた「俵山トンネルルート」についても、大切畑大橋と俵山大橋の復旧のめどがたったとしました。

これにより、今年秋ごろには「俵山トンネルルート」が全線で復旧することになります。

「秋といえばすぐきますので待ち遠しいですね」(あそ望の郷みなみあそ・藤原健志社長)
「一報をうけてまさかまさかうそでしょ!というのが第一声。そのくらい私たち阿蘇の観光業者にとって大きな吉報。阿蘇の観光復活ののろしを全体として挙げていきたい」(【阿蘇広域観光連盟・稲吉淳一会長)

JR豊肥線と「俵山トンネルルート」が復旧することで、観光をはじめ、阿蘇地域全体の復旧・復興にはずみがつくとみられます。


■今後のスケジュールは?

先日のニュースでは、JR豊肥線が全線で運行開始する予定は見えないということでしたが、ここにきて一気に復旧が進んだかたちです。

今朝の国交大臣の発言で、その他の復旧スケジュールも分かってきました。

今年度は、俵山トンネルルートが復旧。
そして熊本空港では、国内線の別棟ビルが完成します。

来年度になると、JR豊肥線の全線運行が開始。阿蘇大橋の北側ルートも全線開通します。

そして2022年度は、南阿蘇鉄道が全線復旧する予定です。

RKK熊本放送

最終更新:4/12(金) 20:15
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