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<一問一答>病院の薬品盗み転売 懲戒解雇の男性インタビュー

4/12(金) 20:45配信

神戸新聞NEXT

 医薬品卸売業「ケーエスケー」(大阪市中央区)の元男性社員=2018年12月付で懲戒解雇=が、旧三木市民病院(兵庫県三木市)や兵庫県立リハビリテーション中央病院(神戸市西区)、神戸市立西神戸医療センター(同)の県内公立3病院に納入した薬品を盗んで転売したとされる問題で、この元男性社員が12日、神戸新聞社の取材に応じた。主なやりとりは以下の通り。

 -薬品を盗んで転売していたことは事実か。

 「事実です」

 -期間は。

 「2004年から15年まで」

 -きっかけは。

 「新聞広告で盗品を持ち込んでいた医薬品現金仕入れ業者の存在を知った。一度うまくいったら、そこからずるずるとやめられなくなってしまった。金に困っていたわけではない」

 -転売の手口は。

 「盗んだ医療品を業者に宅配便で送っていた。生活習慣病や脳梗塞の治療に使う薬などを売っていた」

 -協力者はいたのか。

 「いない。盗みも一人でやり、金も一人で使っていた」

 -金はどのように受け取っていたのか。

 「私の個人口座に振り込まれていた。月によってばらつきがあるが、だいたい80万~100万円を得ていた」

 -転売で得た金の使い道は。

 「自分の遊ぶ金や飲食費に使う金だ。約15万円するゴルフクラブや、高級ブランドの衣料品も買った。仲間と高級クラブに飲みに行くとき、飲食費をおごっていた」

 -長期間にわたって医薬品を盗んでいたと思うが、病院側に露見しなかったのか。

 「バレなかった」

 -ケーエスケーなどがあなたを刑事告訴する方針であることは知っているか。

 「知らなかった」

 公立病院の運営資金には税金が使われている。市民が納めた税金を元に購入した薬品を盗んで転売したことをどう思うか。

 「悪いことをしたことには間違いがない。大変申し訳ないことをしたと思っている。今後の調査に協力する」

 -被害額を弁償する意思はあるか。

 「悪いことをした思いはあるので当然だ。今後働いて得る金や、残っている資産を使って金を返していきたい」

最終更新:4/12(金) 21:03
神戸新聞NEXT

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