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石井慧 阿部一二三にサボリのススメ

4/12(金) 16:32配信

東スポWeb

 MMAファイターで次戦が6月に決まった石井慧(32)が11日、柔道で東京五輪期待の金メダル候補、阿部一二三(21=日体大)に“ちょい悪化”のススメだ。阿部は7日の全日本選抜体重別選手権男子66キロ級決勝でライバルの丸山城志郎(25=ミキハウス)に大激闘の末に敗れ、昨年からまさかの大会3連敗。岐路に立つ“怪物”に、北京五輪100キロ超級金メダリストが金言を授けた。

 まさに“舌好調”だった。拠点のクロアチアで国際電話を通じて取材に応じると「いや、もう困るくらい調子が良くて。絶好調!」と中畑清氏ばりに絶叫した。

 次戦の相手はフィリップ・リンス(33=ブラジル)に決定。リーグ戦とプレーオフを経て1年間の王者を決める「プロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(PFL)」に参戦し、6月6日の米ニューヨーク・ナッソーコロシアム大会で、いきなり昨年のヘビー級年間王者リンスと対戦する。石井は「一番強いやつをっていうことで指名して対戦することになりました。優勝っしょ!」と力強く宣言した。

 そんな石井が今、熱視線を送るのが古巣の柔道界で繰り広げられる男子66キロ級の熱い戦いだ。石井は丸山も高く評価。東京五輪代表の座を激しく争う2人に大注目しているが、この日は不安がささやかれる阿部にアドバイスを送った。

「大切なのは、負けを気にしないこと。(阿部の)試合も見ていますけど、外国人選手とは地力が違う。例えば2月に(グランドスラム・パリ大会で)イタリアの選手(マヌエル・ロンバルド)に負けましたけど、あれは相手が変則的な肩車を仕掛けて、見たことのない技だから決まっただけ」

 それよりも気になるのは“過密日程”による故障発生だという。「心配なのはケガですよ。阿部選手は注目されている選手だから…」。実力と人気を兼ね備えるからこその過密日程が故障を呼んでいると指摘しつつ、石井らしく“ちょい悪化”を勧める。

「だからこそ、ずる賢くなってほしい。『使いつぶされるな』ということです。僕からしたら、彼のレベルはもう年間3~4試合でいいと思うんですよ。それ以外は言い方は悪いけど、うまくサボること。適当に『腰が痛い』とか言えばいいんです。大学の試合とか、もう出なくていいと思う。昔は五輪の後にわざとネズミの除去みたいな簡単な手術を受けたりして…(以下略)」

 もちろん今後、柔道史、いや格闘技史に残るであろう丸山とのライバル関係への期待は大きい。石井自身もPFLで2人に負けじと、何としても結果を残すつもりだ。

最終更新:4/12(金) 16:42
東スポWeb

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