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【世界国別対抗戦】宇野昌磨 人類初の5回転に意欲「練習していきたい」

4/12(金) 21:53配信

東スポWeb

 フィギュアスケートの今季最終戦「世界国別対抗戦」(マリンメッセ福岡)は12日、男子フリーが行われた。

 ショートプログラム(SP)3位の宇野昌磨(21=トヨタ自動車)は、今季最後の演技となるフリーで10番目に登場した。

 前日には「構成をガラッと変える。挑戦はやめない」と語り、成功すれば世界初となるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)?4回転トーループに期待がかかっていた。直前の6分間練習で、その大技を見事に着氷。日本のファンで埋まる会場は“幻の世界初ジャンプ”を目の当たりにし、この時点でボルテージがマックスとなった。

 歴史的瞬間を見ようと観客がかたずをのんで見守る中、本番がスタート。今季最後となるベートーベン作曲「月光」の調べに乗り、ゆっくりと四肢を動かした宇野は冒頭のコンビネーション、続く単発の4回転フリップを連続で着氷。曲調が激しく変化すると、世界初の偉業に向けてトリプルアクセルを跳んだ。しかし、続く4回転トーループで転倒し、惜しくも偉業を逃してしまった。結局、189・46で3位となったが、果敢に挑戦した若きスケーターに対し、会場は割れんばかりの歓声を送った。

 演技を終えるとペロッと舌を出した宇野。「明らかに体力不足。練習をたくさんやらないといけないって改めて思いました」と反省したが、気持ちはすでに来季へ向いている。
「弱いのも強いのも自分。だから強くなるのではなく、うまくなりたい。ここからスタートしたい」
 世界初のコンビネーションについて「何年もかけて自分の武器にしたい」と語り、さらにとんでもない野望を口にした。

「ケガをするから4回転以上のジャンプをやらないって言ってきましたけど、それ以上のジャンプも視野に入れたい。4回転半はボクにあまり向いていない。だからルール的にあるのか知らないですけど、トーループが回り過ぎるので…」

 そう言いかけた宇野は「5回転ということか?」と問われると「あまり公言したくないですが」と前置きした上で「まあ練習はしていきたいと思う」と、人類初となる5回転ジャンプの挑戦を“プチ宣言”。夢は大きく広がり、同時にフィギュア界はついに「5回転時代」へと突入する。

最終更新:4/12(金) 21:53
東スポWeb

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