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【1/700 スケールモデル】これがプラモ?旧日本海軍航空戦艦「伊勢」を超絶技巧で再現、目指すは“創造の限界突破”

4/12(金) 7:00配信

オリコン

 老若男女、そして国籍を問わず愛され続ける「プラモデル」。1958年12月に産声をあげた国産プラモデルの歴史は60周年を迎えたが、黎明期から現在に至るまで、その歴史を支えてきたのは軍艦・航空機・戦車などの『スケールモデル』(※縮尺に基づいて忠実に再現した模型)である。今回、1/700 スケールモデルを卓越した技巧と想像力で再現するトップモデラー・R工廠氏にインタビューを実施。スケールモデルを極めんとするため、あえて“険しい道”を選ぶという同氏に、プラモデル製作への想いを聞いた。

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■現存しない艦を当時の「資料」と「創造力」のみで再現

――スケールモデルに目覚めたきっかけを教えてください。

【R工廠】小学生のころから祖父の影響で日本海軍に興味を持ち、プラモデルでニチモ30センチシリーズの「戦艦大和」を作ってお風呂で遊んでいたのがきっかけです。

――スケールモデルの浪漫とは一体何でしょうか?

【R工廠】基本、私は日本海軍の艦艇しか製作しません。艦艇模型でいえば現存しない艦を当時の「資料」と「創造力」のみで再現させることでしょうか。

――R工廠さんは1/700スケールをメインに製作されているとのことですが、その魅力とは?

【R工廠】まず各種艦艇のキットがほぼ揃っていること。そして、大和のような大型艦でも全長30センチ程度に収まるため、数を揃えてコレクションできる点だと思います。近年、『艦これ(艦隊これくしょん)』ブームのおかげで超マイナーだった艦もキット化されたり、汎用エッチングパーツなどのアフターパーツが充実し、今まで以上に細部まで精密に再現できるようになったことも魅力です。

――ちなみに、1/700スケールで最初に製作した艦艇は何でしょうか。

【R工廠】高校進学と同時にプラモデルは辞めていました。約9年前に転勤のない現在の会社に転職したのをきっかけに再開し、現在に至ります。子どものころに初めて製作したのはニチモ30センチシリーズの大和だったと思います。復帰第一号は航空母艦「龍驤」です。理由としては、小型の航空母艦である「龍驤」の飛行甲板が、使用してみたかったアフターパーツのエッチングパーツで製品化されていたからです。

――では、これまで製作した中で一番気に入っている作品は?

【R工廠】一番気に入っている作品というのは難しいですね。というのも、それぞれ“1艦入魂”で製作しているので、どの作品にも思い入れがあるためです。強いてあげるなら、最近『月刊モデルグラフィックス』(大日本絵画/2019年4月号)に掲載された日本海軍の重巡洋艦「青葉」でしょうか。この作品は映画『この世界の片隅に』の片渕監督監修で、劇中に登場する青葉の大破着底直前を再現したものです。難しい技を考案・駆使して再現しました。

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最終更新:4/14(日) 18:25
オリコン

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