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「海道東征」指揮の大友直人さん 「日本語の歌 理屈抜きに共感」

4/12(金) 21:59配信

産経新聞

 天皇陛下のご即位30年を記念する奉祝コンサートとして、東京芸術劇場コンサートホール(東京都豊島区)で12日、開かれた「交声曲『海道東征』」。指揮者の大友直人さんは、指揮棒の代わりに指先と全身の動きで250人超の管弦楽団、合唱団を鼓舞。満席の会場は重厚かつ壮麗な響きで満たされた。

 「日本の古典的な楽曲として、これからも広く演奏される価値のある作品だ。今回初めて「海道東征」を指揮した大友さんはそう称賛する。

 日本人は、もっと日本人が作ったクラシック曲を聴き、演奏すべきだと考える大友さんは、日本人が作曲し、日本語の歌唱も組み合わされている「海道東征」に強い関心を寄せていた。「母国語で歌うと理屈を超えたところで共感できる。それが、日本人が日本人の作品を演奏することの喜びだ」と力を込める。

 そして、天皇陛下ご即位30年の奉祝公演となったことについては、「日本全体が、皇室や日本の歴史に思いをはせるこのときに、時宜を得た公演になった」と語った。

 御代替わりの年にちなみ、「神武天皇の足跡を辿(たど)る『海道東征』7日間」のツアーを実施します。6月15日出発。神話シリーズを担当した安本寿久特別記者・編集委員が同行し解説します。旅行代金は2人で100万円、1人の場合は70万円。問い合わせはサンケイツアーズ(03・5283・8250)。

最終更新:4/12(金) 21:59
産経新聞

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