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東鉄のH形鋼、前田建設工業の「ICI総合センター」に120トン採用。環境性能のプラチナ認証に寄与

4/12(金) 6:02配信

鉄鋼新聞

 昨年10月に環境製品宣言(EPD)を取得した東京製鉄(社長・西本利一氏)のH形鋼が、前田建設工業の研究開発拠点「ICI総合センター」(茨城県取手市)に約120トン採用されている。今年2月に開所した同センターは、建築物の環境性能を評価する国際的な認証制度「LEED」のバージョン4で、最高位のプラチナ認証を日本で初めて取得。LEEDではEPD製品の採用が加点につながることから、東鉄のH形鋼も同センターのプラチナ認証取得に貢献している。

 前田建設工業の「ICI総合センター」は、同社の100周年記念事業として新たに建設され、2月15日に開所した。同センターはLEED認証で世界第2位となる84点の高得点を取得している。
 EPDは製品やサービスの環境ラベル(表示)に関する国際規格ISO14025に基づき、製品のライフサイクルにおける環境負荷を数値化し、第三者機関から認証を受ける制度。
 東鉄は前田建設工業からの提案を受け、昨年10月23日付で米国認証機関UL社からEPDを取得。EPD製品を同センター向けに供給できたことが、LEED認証の高得点に貢献した。
 世界的に認められるLEED認証は、日本でも外資系企業の入居するビルには必要な要件となっている。前田建設工業ではLEED取得を推進する部署を4月に新設。東鉄では「第三者機関に認証されたLCAはユーザーに対する大きなアピールポイントになる。当社ではH形鋼だけでなく、他の品種にEPD取得を拡大するよう準備中だ」(浅井孝文取締役営業副本部長兼建材部長)とした。

最終更新:4/12(金) 6:02
鉄鋼新聞

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