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光復軍が帰国した飛行場跡地で19時19分「大韓独立万歳」

4/12(金) 7:23配信

ハンギョレ新聞

汝矣島公園で、臨時政府樹立100周年記念式 臨時政府の要人らが故国に帰る場面の再現も 臨時憲章の朗読や祝賀公演など行われる 李首相「大韓民国は臨時政府という根の上に花を咲かせた」 

 大韓民国臨時政府樹立100周年記念式が11日の夕方、ソウル汝矣島(ヨイド)公園で李洛淵(イ・ナギョン)首相と朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長など要人や各界の代表、独立有功者と遺族、市民など1万人以上が出席した中で開かれた。この日は100年前、「大韓民国は民主共和制とする」で始まる臨時政府憲章が宣言された日でもある。

 記念式は臨時政府が樹立された「1919年」に因んで「19時19分」に始まった。汝矣島公園は1945年8月18日、李範ソク(イ・ボムソク)や金俊ヨプ(キム・ジュンヨプ)、魯能瑞(ノ・ヌンソ)、張俊河(チャン・ジュンハ)の光復軍4人が米戦略諜報局(OSS)の要員らと共にC-47輸送機に乗って着陸した飛行場があった場所だ。彼ら光復軍は「トクスリ作戦」と名づけられた国内進攻空作戦を準備していたが、日帝が降参したことを受け、日本軍の武装解除などの任務を任され、ソウル進入作戦に投入された。

 記念式は今年3月1日、光化門広場で開かれた「第100周年三一節記念式」で点火された「独立のたいまつ」が、42日間の道のりを終えて会場に入ってくることから始まった。白いチョゴリに黒いスカートをはいた少女が「大韓独立万歳」を先唱すると、舞台のあちこちで万歳の声が鳴り響いた。愛国歌(韓国の国家)の斉唱と殉国先烈に対する黙祷に続き、臨時憲章の宣布文が朗読された。映画「空と風と星の詩人~尹東柱(ユン・ドンジュ)の生涯」(原題「東柱」)で尹東柱役を演じた俳優カン・ハヌル氏が舞台に上がり、臨時政府の夢を語ったのに続き、満州で独立軍を育て上げた新興武官学校を描いたミュージカルのシーンが展開された。C-47輸送機が舞台に登場し、光復軍と臨時政府の要人ら韓国に帰ってくる歴史的な場面も再現された。

 李首相は記念演説で「大韓民国は臨時政府という根の上に柱を建て、枝を伸ばし、花を咲かせた」と評価し、「私たちはより良い祖国を作るため、再び挑戦しなければならない。祖国の分断を克服し、平和と繁栄の朝鮮半島を実現しなければならない」と述べた。当初、この日の記念式には文在寅(ムン・ジェイン)大統領が出席する予定だったが、韓米首脳会談のためにワシントンを訪れており、出席できなかった。李首相はこれに先立ち、国立ソウル顕忠院(ヒョンチュンウォン)臨時政府要人の墓地を参拝した。ここには朴殷植(パク・ウンシク)臨時政府第2代大統領と李相龍(イ・サンリョン)初代国務領、申圭植(シン・ギュシク)外務総長など臨時政府要人18位が眠っている。現職の首相が臨時政府要人の墓地を参拝するのは初めてだ。

 「国民の国、大韓民国」をテーマにした祝賀公演がその後に開かれた。歌手ハ・ヒョヌ氏が臨時政府100周年を称える歌「3456」を歌う間、市民たちによる大韓民国憲法第1条朗読リレーの映像が流れた。国立合唱団とコリアコープオーケストラの創作カンタータ「東方の光」が会場を照らした。祝賀公演は出演者全員が歌「空を走る」を合唱して幕を下ろした。

 これに先立って、午前11時にはソウル孝昌洞(ヒョチャンドン)の白凡金九(キム・グ)記念館大会議室で、光復会メンバーと独立運動関連団体長ら約400人が出席した中、「大韓民国臨時政府先烈追悼式」が開かれた。上海や重慶、米ロサンゼルスでも、独立有功者の子孫や在外同胞らが出席し、臨時政府樹立記念式が開かれた。

 陸軍は夜7時、天安(チョナン)独立記念館「ギョレ(民族)の家」の前の特設舞台で、護国音楽会を開いた。

ユ・ガンムン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

最終更新:4/12(金) 7:23
ハンギョレ新聞

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