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シーズン終盤に急成長、大阪エヴェッサの長野誠史「ホント、先輩たちに感謝です」

4/13(土) 12:05配信

バスケット・カウント

10アシストを記録も「先輩たちが決めてくれたおかげ」

文=鈴木健一郎 写真=古後登志夫






大阪エヴェッサは水曜ナイトゲームのライジングゼファーフクオカ戦に勝利し、今シーズンの勝利数を21へと伸ばしてB1残留を確定させた。ただ、試合に勝った後も選手たちの表情に喜びは見られなかった。B1ライセンスが交付されなかった福岡の現状を目の当たりにして、喜ぶ気分にはなれなかったのが一つ。試合前には福岡を代表して山下泰弘と小林大祐が、「ゲームの準備が不十分で、これは大阪さんに失礼」とロッカールームに謝罪に来たという。異様な雰囲気に包まれたアリーナで大坂の選手たちもやりづらい試合となった。

そしてもう一つ、もともとの目標は残留ではなかった、ということがある。チャンピオンシップ進出はノルマであり、そこからどこまで勝ち上がれるかが問われたはずのシーズンだが、チームの調子は上がらずに勝率5割が遠い日々が続き、最終的には残留争いに巻き込まれた。『成功のシーズン』とはとても言えない出来で、2016年からGMを務めてきた清水良規が実質的な解任となっている。

外国籍選手を含むベテラン選手にケガが多発して主軸としての働きを全うできず、若手も起用法が定まらずに浮き沈みを繰り返すことになったシーズンの終盤になって、目立った活躍を見せているのが長野誠史だ。東海大学九州から大阪に加入した長野は、なかなかプレータイムが伸びず苦しいルーキーイヤーを過ごしたが、シーズン終盤になって成長の証を示している。

「最初の方は身体がガチガチで余裕もなく、結構ミスも多かったです」とシーズン序盤を振り返るが、ここ6試合連続でスタメン起用され、うち4試合で2桁得点を記録。福岡戦ではキャリア初の2桁アシスト、得点とアシストでのダブル・ダブルを記録した。それでも長野は「先輩たちが決めてくれたおかげです。そのおかげで僕にアシストが付くので、まず先輩たちに感謝しないと思います」とはにかむ。

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最終更新:4/13(土) 12:05
バスケット・カウント

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