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劇場版『名探偵コナン』ファンの反応がヒントに!快進撃の裏側

4/13(土) 5:36配信

シネマトゥデイ

 6年連続で前作の興行収入を上回るという快挙を成し遂げている劇場版『名探偵コナン』シリーズ。特に昨年公開の『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』は、興行収入91.8億円と、前作から20億円以上も数字を伸ばした。最新作となる『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』も公開されたばかり。絶好調が続くシリーズの要因を宣伝プロデューサーの林原祥一氏に聞いた。

『名探偵コナン 紺青の拳』予告映像

 林原氏が劇場版『名探偵コナン』シリーズに携わったのは第17弾『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』から。それ以来、6年に渡り宣伝プロデューサーを務め、現在まで快進撃を続けている。

重視しているのはファンとの関係性

 林原氏は、原作が現在も「週刊少年サンデー」で連載されており、テレビアニメも放送中という“作品としての人気”が強みとしてあることは「大前提」だとしつつも、自身が作品に携わるようになってから強く意識したのは「ファンとのインタラクティブ(相互的)な関係性」だという。「僕らから一方的に『面白いでしょ』というスタンスではなく、とにかく応援していただけるファンの反応をくみ取りながら宣伝を作っていこうという意識は強いです」。

 プロモーション展開したものに対するファンの反応は常にチェックする。象徴的だったのが『ゼロの執行人』の安室透だ。安室というと20年以上続くシリーズのなかでは比較的に新しいキャラクターであり、劇場版には2016年公開の『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』で初登場した。結果的には大ヒットを記録した『ゼロの執行人』だが「メインは安室さんだったのですが、正直どうやって売っていったらいいのか、最初は迷いがあったんです」と林原氏は素直な胸の内を明かす。

 そんななか、原作者の青山剛昌によって描かれた安室の写るティザービジュアルを公開した際、ファンから熱烈な反響があった。

 「僕は結構エゴサーチをするのですが、『安室の女』や『100億の男』というワードを見て、非常に面白いなと思ったんです。そこから宣伝のコンセプトも見えてきました。ファンの方がヒントをくれるというのも『名探偵コナン』という作品が他とは大きく違うところです」

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最終更新:4/13(土) 5:36
シネマトゥデイ

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