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龍ケ崎市道の駅 軟弱地盤、着工できず 整備計画見直しへ

4/13(土) 6:00配信

茨城新聞クロスアイ

龍ケ崎市が国道6号沿いの牛久沼近くに計画している道の駅を巡り、整備に必要な護岸工事が昨年11月から着手できずにいることが市への取材で分かった。想定より軟弱な地盤だったためで、市は工事設計を見直す。目標の2020年度中のオープンが難しい状況となりそうだ。道の駅は過去に開業目標を先延ばしした経緯がある。

道の駅は、にぎわい創出と魅力発信が狙い。河内町と共有する龍ケ崎市佐貫町の土地に整備する。基本設計では、敷地面積は約2万8千平方メートル。休憩施設に加え、物販などの地域振興施設やイベント広場を備える。牛久沼を活用した水上アクティビティー拠点としても期待される。

市は昨年9月、業者と契約し、同年11月に試験施工したが、地盤が軟弱だったため工事を休止。同年12月の追加調査で地盤が想定より弱いことが判明して以降、着手できずにいる。当初の工期は今年3月末までだった。

市は現在、県と調整を進め、追加工事の必要性や工事方法の変更について検討。ただ内水面の工事は原則、増水の可能性が低い11月から5月にかけて行うため、着工できても20年度内の開業は難しくなりそうだ。

道の駅の事業費は上下水道などインフラ整備を除き約17億円と想定。国道6号と一体的な構造で、国の補助を別途見込む。将来的な年間利用者は70万人、年間売り上げは約7億~8億円と推計されている。

開業時期は基本計画で茨城国体の開催に合わせ19年度だったが、牛久沼を名所化する構想により、1年延ばした経緯がある。これまでに費やした予算は数億円。事業費は護岸工事の進展に合わせて補正していく方針だったが、見通しは立っていない。

中山一生市長は「当初の予算内に収めるのは難しい」とした上で「できる限り早く(方向性を)決め、コストも抑えたい。市民や議会にもしっかりと経緯を含めて説明し、理解を得られるよう努力する」としている。(鈴木剛史)

茨城新聞社

最終更新:4/13(土) 6:06
茨城新聞クロスアイ

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