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ブラジル、治安改善へ「日本式」導入=交番制度や地域巡回展開へ

4/13(土) 20:33配信

時事通信

 【サンパウロ時事】ブラジル政府は12日、治安悪化に歯止めをかけるため、交番をはじめとする日本式の地域警察活動を全国的に導入する方針を決めた。

 サンパウロなど一部の州では国際協力機構(JICA)が2000年以降、警察官派遣や日本での研修などを通じて地域密着型の警察活動普及を図っており、都市部の街角でブラジル式交番「地域治安基地」が展開されている。

 ブラジルでは昨年の殺人被害者が約6万人に上っており、世界最悪レベルの治安の改善は今年発足したボルソナロ政権の最優先課題の一つ。12日に策定された「地域警察国家指針」は地域警察活動として、日本で行われている巡回連絡などを例示。「警察官が担当地域の住民を定期的に訪問することで、コミュニティーを知ることができる」と犯罪抑止効果を強調している。

 首都ブラジリアで行われた指針の署名式にはJICAや日本の警察、大使館関係者が参加。ルイス・デソウザ法務・公安省次官は「日本の長年の協力に感謝する。地域警察の取り組みが進んだことで一部地域では治安改善が顕著だ。地域警察活動をさらに展開して治安対策に取り組みたい」と日本の支援に謝意を示した。 

最終更新:4/15(月) 19:02
時事通信

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