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「どうして女子はバリカンを入れてはいけないのですか?」坊主だった私を代弁してくれた広告

4/13(土) 8:14配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

4月上旬のある日、渋谷駅構内。ひとつの広告の前で私は思わず足を止めた。

「どうして女子はバリカンを入れてはいけないのですか?」

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やっと時代が追いついてきたのか ― 。そこに踊る文字をみて、私は胸のすく思いがしていた。

10年ぶりに髪の毛をバリカンで刈った私

2017年の11月、私は自分の髪の毛をバリカンで刈った(左写真がその時のもの)。

理由はもちろん、日本で女性が押し付けられる画一的な「女性らしさ」に抵抗したかったからだ。

と言えたらカッコいいのだが、本当は「目立つにはどうしたらいいですか?」と知人でジャーナリストの津田大介さんに相談したところ、「見た目を変えると認知してもらいやすいよ」とアドバイスをもらったからだ(後日「まさか本当にやるとは」と言われたが)。

実は私は高校1年生のときにも一度坊主にしたことがある。部活の同期で、親友だった子が髪の抜ける病気にかかってしまい、「じゃあ私も」と髪を刈った。

当時も周囲からは驚かれ、学校の先生からは叱られたが、それが逆に「自分らしい髪型とは?」を考えるきっかけにもなった。

あれから10年。世間も変わっているだろう― と坊主に踏み切ったが、大きな誤解だった。

髪を坊主にしたらお説教

私の坊主は会社で波紋を呼んだ。

まず腰を抜かすほど驚いていたのが、編集長(バブル世代)。ひとしきり驚いたあとには、お説教がはじまった。

「そんな髪型にしたら取材を受けてもらえなくなるよ。自由な髪型・服装にしていいのは、ちゃんと実績を残し、一人前になってから。新人なのに服装で個性を出そうとしても、その前に警戒されて取材を受けてもらえなくなるだけだよ」

一方、30~40代の先輩社員は「あぁ~……」と意外に薄い反応だった。認められていたのか、「見て見ぬフリ」をされていたのかはわからない。

逆に支持を受けたのは、20代の同年代からだ。坊主の何がいけないのか、男性が坊主にしても何も言われないのに、なぜ私が坊主にするとダメなのか、と問うと「私(僕)もそう思う」と力強い意見が寄せられた。

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最終更新:4/13(土) 8:14
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