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春季関東高校野球群馬県予選 きょう開幕 藤岡北は元巨人育成の神田直輝監督が16日に初陣

4/13(土) 6:01配信

上毛新聞

 春季関東地区高校野球大会群馬県予選は13日開幕、67校61チームが出場する。決勝は5月4日。上位2チームは関東大会(5月18~22日、埼玉)出場権を獲得し、ベスト8に夏の全国選手権群馬大会のシード権が与えられる。

 初日は県内4球場で1回戦8試合を行う。シード勢は昨秋4強の渋川青翠が高経附と対戦。8強の伊勢崎清明は高崎と、高崎商は前橋と対戦する。

 昨秋優勝の前橋育英は20日の2回戦から登場し、高崎城南球場で農大二―高崎北の勝者と対戦。第2シードの桐生第一は同日、桐生球場で桐生―桐生西の勝者と戦う。

◎2014年教員採用 異動で初の指揮…神田監督

 プロ野球巨人の元育成選手で高校教員の神田直輝教諭(31)が今春、異動先の藤岡北高で野球部監督に就任した。春季関東地区大会県予選から指揮を執り、16日の1回戦で新田暁と対戦する。群馬大の準硬式野球からプロ入りした異色の経歴を持ち、「自分を超える選手を育てたい。将来は藤岡からプロ野球選手を」と目標を掲げる。

 2011年に引退し、14年に学生野球の指導資格を回復。同年に教員に採用された。今月、沼田定時制から移った。

 沼田で週末に野球部で指導することはあっても、監督として本格的に指揮を執るのは初めて。「選手の様子を見ながらメニューを考えるのは楽しい。充実している」と笑顔を見せる。沢入澪主将(3年)は「選手との距離が近くて話しやすい。いろいろな経験をしていると思うので、たくさんのことを教わりたい」と声を弾ませる。

 藤岡北は部員12人。春はバドミントン部から助っ人を得て出場する。3年生7人が引退した後、秋には連合チームになる可能性が高い。だが、悲観はしていない。自身も前橋東当時、選手が少なく、1年秋は部員9人だったという。「それでも高校野球が楽しかったから教員になった。選手がつまらなそうに野球をしているのが大嫌い。野球の面白さを伝えたい」と話す。

 高校時代の恩師、岩田真二監督(現前橋西)の指導姿勢にも影響を受けている。「弱いチームでも『こんなところで教えたくない』なんて気持ちは、全くなかった。むしろ熱くて、先生自身が楽しそうだった。だから自分も藤岡北できちんと選手と向き合う」と心掛ける。

 藤岡北は12年夏以降、公式戦勝利から遠ざかっている。就任後に3年生から聞いた目標は春夏で1勝。「まずは選手の目標を一緒になってかなえたい」と大会に臨む。

【プロフィル】かんだ・なおき

 1988年1月生まれ。前橋荒砥中―前橋東高―群馬大教育学部。前橋東高でエース、群馬大当時は全日本大学準硬式選手権ベスト8。巨人の入団テストを受けたことがきっかけで2009年育成ドラフト5位指名を受け、2年間在籍した。

最終更新:4/13(土) 6:01
上毛新聞

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