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夜の街をばん馬でパカパカ 「馬車BAR」公開 十勝シティデザイン

4/13(土) 14:57配信

十勝毎日新聞 電子版

 ばん馬の馬車で帯広市街地を夜間周遊する「馬車BAR」の運行を計画する十勝シティデザイン(帯広、坂口琴美社長)は12日、完成した馬車をお披露目した。体験乗車も行われ、招待客が帯広の夜の街を散策した。

 中心市街地活性化や観光振興などが狙いで、同社の自主事業として22日から運行する。

 馬が引く馬車は2階建て。全長は6・3メートル、2階手すり部分までの高さは3・5メートル。ソファとテーブルが配置された1階は12人、ベンチ席の2階は6人が乗車できる。床には道産のナラ材を使用。窓は安全性を重視して強化ガラスを用いた。内外装を仕上げた広岡建設(帯広)の廣岡国船社長は「木造で軽量化を図った。床、壁、天井に断熱材も入れ、夏も冬も快適に過ごせるよう考えた」とこだわりを話す。

 この日は馬車部分を報道陣に公開したほか、招待客がホテル・ヌプカ(西2南10)前から乗車を体験。元ばんえい競走馬のムサシコマ(牡6歳)が馬車を引き、JR帯広駅前や北の屋台前を巡った。

 乗車した埼玉県の小林康宏さん(61)は「パカパカと歩く音がとてものどか。振動も含めて乗り心地が良く、歩く馬の姿もけなげ」と笑顔。坂口社長は「ムサシコマが帯広の新しいアイコンになって、道外、世界からこの子を見に来てもらえたら」と話した。

 1日3便(午後6時、同7時、同8時)で、月、火、金、土曜に運行。同社が運営するホテル・ヌプカ前を発着点に、約50分かけて街中を巡る。1ドリンクとおつまみ付きで、料金は1人3000円(税抜き)。(中島佑斗)

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