ここから本文です

軽64馬力規制に人気ワゴンもここから始まった! 日本の足を作った軽自動車5選

4/13(土) 6:30配信

くるまのニュース

●スズキ「ジムニー」

 2018年に20年ぶりとなるフルモデルチェンジしたスズキ「ジムニー」は、大いに話題となったのも記憶に新しいところです。

 その元祖となる初代「ジムニー」は1970年に軽自動車初の本格的4輪駆動車としてデビューしました。

 エンジンは空冷2サイクル360ccの2気筒で、「キャリイトラック」用のものをトランスミッションとともに流用。最高出力はわずか25馬力でしたが、車重600kgという軽さで泥濘地や砂地でも軽快に走行できました。

 シャシは「はしご型」フレームを基本骨格にし、信頼性の高い前後リーフスプリング(板バネ)のサスペンションを装備。

 高い悪路走破性から土木や林業の現場で活躍する「道具」としても、手軽にオフロード走行やレジャーのパートナーという面もあり、その人気は不動のものになりました。

 その後、水冷エンジンに変更されバンモデルが追加。さらに軽自動車規格の変更で、550ccエンジン、660ccエンジンとなり、現在に至ります。

 1990年代から2000年代にかけて三菱「パジェロミニ」というライバルが出現しましたが、市場から撤退してしまったので、現在は「ジムニー」が唯一無二の存在となりました。

第二次パワー競争と、新たなジャンルの誕生

●スズキ「アルトワークス」

 1979年に47万円という低価格で衝撃的なデビューを飾ったスズキ「アルト」は、「軽ボンネットバン」ブームの火付け役となりました。

 アルトは進化を続け、1986年には42馬力を発揮するスズキの軽自動車では初となるDOHCエンジン搭載モデルの「アルト ツインカムRS」を発売。さらにターボモデルの最高出力を48馬力まで向上させ、ライバル車を引き離しに入ります。

 そして1987年、軽自動車で当時最高の64馬力を発揮する、550cc3気筒4バルブDOHCインタークーラーターボエンジンを搭載した「アルトワークス」シリーズを発売します。

 これに負けじとダイハツは「ミラ TR-XX」、三菱は「ミニカ ダンガンZZ」を発売し、第二次パワー競争が勃発。各車64馬力で並びます。

 これ以上の出力アップは軽自動車には危険であり、必要ないという判断から、アルトワークスが最初に到達した64馬力は、現在も軽自動車の出力自主規制上限値となっています。

2/3ページ

最終更新:4/13(土) 12:38
くるまのニュース

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事