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元中日のBC栃木・若松が8回14K1失点の快投 NPB復帰目指すも「まず勝つこと」

4/13(土) 19:25配信

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9回は元DeNA北方が3者凡退締め、最速152キロを計測

 元中日でBCリーグ栃木の若松駿太投手が13日、敵地での福島戦(ヨーク開成山スタジアム)に先発し、8回を投げて3安打14奪三振3四球1失点(自責1)の快投で今季2勝目を挙げた。9回には元DeNAの北方悠誠投手がマウンドに上がり、最速152キロの速球で攻めて3者凡退。元NPBリレーで、チームを2-1の勝利に導いた。

【写真】NPB目指し力投する若松駿太をスタンドから見守る“フィアンセ”の沙苗さんの後ろ姿

 今季初先発だった7日の群馬戦に続き「今日も真っ直ぐが良くなかった」という若松だが、持ち味のチェンジアップを軸に、時折カーブで打者の目線をずらしながらアウトを重ねた。福島の打者は早いカウントから積極的にバットを振ったが、「おかげで投げやすくなった」という右腕は、イマイチだったという速球を見せ球に、5回を除く毎回で奪三振を記録。8回を投げ終えて降板した時には、実に14奪三振となっていた。

 悔いが残るのは四球を3つ出したことだ。試合後は「1つは攻めに行った結果なんですけど、あと2つは無駄だった」と反省。だが、課題は明確なだけに目標は立てやすい。

「変化球は自分の中で全部の球種に自信がある、あとは真っ直ぐをどれだけ上げられるかだと思います」

 2012年ドラフト7位で中日入りし、15年に10勝(4敗)を挙げるなど、1軍では通算18勝を記録した。だが、昨季は右肩を痛めた影響で1軍登板はなし。シーズン終了後に戦力外通告を受けた。今季からBCリーグ栃木でプレーしながら、NPB復帰を目指している。

「NPBに行きたいっていう気持ちはありますけど、まずは勝つこと。勝たないことには意味がないんで。個人の成績が良くても、チームが負けたら意味ないです」

 戦力外通告を受けた時は「まさか」という思いもあったが、今では野球をできる環境に感謝している。ちょうど1年前は、肩を痛めた影響で試合で投げられる状態になかっただけに、チームの勝利のために腕を振れていることがうれしいと笑顔を見せた。

 チームを率いるのは、就任1年目の寺内崇幸監督。“同期”入団には、阪神を戦力外になった西岡剛もいる。バスでの長距離移動など不慣れな面もあるが、何のその。「チームが優勝して、NPBに行けたら、それが一番ですね」。若松の新たな野球人生は始まったばかりだ。

佐藤直子 / Naoko Sato

最終更新:4/13(土) 19:43
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