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万引少年に対するコンビニ店主の情け深い対応に全米が共感

4/14(日) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

【もぎたて海外仰天ニュース】

 警察に突き出すこともできたけど……コンビニ店主の万引少年に対する花も実もある対応に注目が集まっている。

 米CBSニュース(4月10日付電子版)などによると、オハイオ州トレドで「セブン-イレブン」を経営するジェイ・シンさん(写真左)は4月6日夜、15歳くらいの少年が店内の品物をポケットに入れているのに気が付いた。

 ジェイさんは警察に通報するよう、従業員に命じるとともに、少年に万引を指摘。少年は「あ、元に戻します」と言ったが、ジェイさんは、盗んだものをすべてカウンターに出すように命じ、こう尋ねた。

 「なぜ盗んだんだい?」

 「お腹が減っていたんです。自分と弟のために食べ物を手に入れようと思って…」

 従業員が警察にかけた電話はすでにつながっていたが、ジェイさんは「少年を警察に突き出しても何の意味もない」と感じ、電話を切らせ、少年にこう言った。

 「食べ物が必要なのか。じゃあ、少しあげよう。気にしなくていいからね」

 そしてチキンのドラムスティック、ソーセージロール、ピザ、それにソフトドリンクを袋に詰めて少年に渡した。

 ジェイさんはCBSにこう語った。

 「まだ少年だった。警察に突き出せば、窃盗犯としての記録が残ってしまう。この先、人生で何もできなくなってしまう。仕事にも就けなくなる。それにそんなことしても、少年に食べ物がないって問題は解決するわけじゃないですからね」

 このやり取りを店内で見ていたのが、客のセドリック・ビショップさん(写真右)。心を動かされ、少年の更生を祈って10ドルを渡し、フェイスブックにこの出来事の詳細を投稿した。

 この記事はテキストだけだったが共感を呼んで急拡散。すぐに地元メディアの知るところとなり、ついにはCBS、ピープル誌、USトゥデー紙など主要メディアが取り上げることとなり、全米の共感を集めている。

 写真はその後、メディアの取材を受けた際のひとコマだ。

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