ここから本文です

“巨人・菅野流トレ”で成長、金沢学院大“秘密兵器”2年・田中が5回0封デビュー「いいピッチングが出来た」

4/15(月) 6:03配信

スポーツ報知

◆北陸大学野球春季リーグ 金沢学院大12―0高岡法科大=7回コールド=(14日・金沢市民)

 金沢学院大の143キロ右腕・田中颯士(そうじ、2年)が高岡法科大戦で、リーグ初登板し、初勝利した。巨人・菅野智之投手(29)流のトレーニングで力を付け、伸びのある直球を武器に5回を3安打、無失点。12―0の7回コールド快勝に貢献した。

 金沢学院大の“秘密兵器”がベールを脱いだ。田中は躍動感あふれるフォームから、伸びのあるストレートを投げ込み、5回を3安打、無失点で公式戦デビューを飾った。12点の大量援護を受け、「楽に投げられて、バッター陣に感謝したい。最後はいいピッチングが出来ました」と笑顔で振り返った。

 初回は緊張していたと言うが、コントロール抜群の変化球を主体に三者凡退。2、3回は得点圏に走者を背負ったが、「しっかり打たせて取ろうと思った。低めに投げることに集中しました」と冷静だった。ピンチを切り抜けて、リズムをつかむと、徐々に球速はアップ。全力投球した5回は、打者の手前でホップするストレートでまたも三者凡退に仕留めた。

 幼い頃から巨人ファンで、テレビでチェックした菅野流のトレーニングを取り入れた。3キロのメディシンボールを使って握力を鍛え、右の握力は65キロにアップ。バドミントンラケットや段差を利用したシャドーピッチングで、体重移動や肘の使い方を身につけた。「変化球に切れが出て、終盤でもボールが抜けない。体重が前足に乗るようになった」と手応えをつかむ。

 高校時代は腰を痛めて、サイドスローに転向したが、大学入学後は再びオーバースローに戻した。球威は戻り、昨秋に140キロを超えるようになった。「150キロを出して、全日本大学選手権で勝てる投手になりたい」。菅野流をさらに磨き、スピードアップを狙う。(中田 康博)

 ◆田中 颯士(たなか・そうじ)2000年3月6日、鳥取県生まれ。19歳。鹿野小3年時に野球を始め、八頭高3年夏はエースとして県大会4強。178センチ、79キロ。右投右打。家族は祖父母、両親、兄。大学ではスポーツ健康学科に在籍。

最終更新:4/16(火) 21:44
スポーツ報知

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事