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熊本地震から3年 “ツイッター市長”のSNS防災術

4/14(日) 10:20配信

ウェザーニュース

 2016年4月14日、21時26分、熊本地方を震源とする最大震度7の地震が発生しました。発災直後からいち早くツイッターを活用して市民に情報を発信し続けた大西一史市長。“ツイッター市長”として知られ、フォロワーは10万人を超えています。

 甚大な被害をもたらした熊本地震から3年、熊本地震の復興やこれからのツイッター活用法についてお話を伺いました。

Q.地震発生時はどこにいましたか?
 「直後は市役所の近くで会食中で、すぐ市役所に戻り、情報を集めることに専念していました。そんな中でツイートも併行して準備しました。『この内容でツイートして大丈夫?』と担当の局長達に確認を求めてから発信するようにしました。本来は担当部署から発信するのがいいのでしょうが、フォロワーの数が断然違いますから私自身が発信するほうが有効、と考えました」

Q.いまSNSではフェイクニュースが問題になっています。
 「熊本地震で有名になったのが『動物園のライオンが逃げた!』ですね。これに対して『正確な情報は、公式な熊本市のホームページにしか出ていません』とツイートしたことがよかったと感じています。本当に逃げたのであれば、熊本市のホームページで必ず注意喚起していますから」

Q.フェイクニュースの見分け方はありますか?
 「発災時に全体の情報を把握するのは大変困難なことです。ですから現場にいる人の一次情報を大切にするようにしています。また公式なアカウントかどうか、さらに、他のメディア、テレビなど複数のメディアをクロスさせながら情報を得て、確認してみることも大切です」

Q.ツイートの拡散について
 「リツイートするのは二呼吸ぐらいおいてからにしてほしい。その人がどんなツイートしているのか、本人が経験した一次情報なのか、それとも受け売りの二次情報や三次情報なのかなど確認するという意味では疑ってみることも必要です。慌てて善意でデマ情報をリツイートしてしまうケースが多いのではないでしょうか」

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最終更新:4/14(日) 10:20
ウェザーニュース

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