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「50代は人生のティータイム」4人の子育てと仕事、桐島かれんさんの人生論。

4/14(日) 11:00配信

ハフポスト日本版

「人生を時計に例えるなら、午前0時は誕生したばかりの赤ちゃん。朝6時はまだ20歳で、40歳でもまだお昼頃。50代は午後3時を過ぎたくらい、ちょうどお茶の時間でしょう? 深夜まではまだまだ時間があります」

50代半ばを迎え、ようやく「本当にやりたいこと」に全力で向き合えるステージにたどり着いた桐島かれんさんは、今の自分をそんなふうに例える。

作家・桐島洋子の娘として育ち、女優やモデルとして華やかに活動した20代。3女1男の子育てに翻弄された30・40代を経て、彼女は今、優雅なティータイムを楽しんでいる。


3月に刊行された『KAREN’s』は、桐島さんが責任編集を手がけた初のライフスタイル&トラベルムックだ。旅やアートの楽しみかた、季節を感じる暮らし、食、ファッション、子育てや家族のこと。これまで彼女が培ってきた美意識とセンスが贅沢に詰めこまれている。

ライフクラフトブランド「HOUSE OF LOTUS」のクリエイティブディレクター、4人の子育てを終えつつある母親、そして“人生のティータイム”期に入ったひとりの大人の女性として、桐島さんのいまの思いを聞いた。

2人目の育児中に「やりたいこと」が爆発

――2013年にご自身のブランド「HOUSE OF LOTUS」を設立されています。きっかけは何だったのでしょう。

宝石や高級ブランドのバッグを集めたりすることには、実はあまり興味がないんです。ただ、美しいものは大好き。虚栄心を満たすための「美しい」ものではなく、見た瞬間に「ああ、美しいな」と思えるものに出会えることが、私にとっては大事なんです。

そして、2人目の娘を産んでしばらくした頃、ふつふつとエネルギーが湧いてきたんです。母親としてではない、もともと私がずっとやりたかったこと。それへのエネルギーです。

海外に行ってその国の文化に触れ、そうして見つけた美しいものをみんなに紹介したい。昔から漠然と抱えていたそんな想いを、もっときちんとかたちにしてみたい、そう強く思ったんです。

長女と次女の子育て中でしたが、子連れでバリ島やタイに行き、いろいろな物を買って帰ってきて、自宅で売ることを始めてみました。

帳簿の付け方すらわからなく、完全に勢いだけでお店を始めてしまったのですが、不思議と不安は感じませんでした。夫の「やってみたらいいんじゃない」という軽やかな言葉があったからかもしれません。

新聞に「アンティーク雑貨お好きな方募集」みたいな一行広告を出すところから始めて、年に3週間だけオープンするお店、というかたちからのスタートでした。

そこから少しずつお客さまが増えてきて、様々な展開を経てから現在の「HOUSE OF LOTUS」というブランド、そして『KAREN’s』にもつながりました。

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最終更新:4/15(月) 12:45
ハフポスト日本版

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