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【今週の日経平均を考える】4度目の上抜けチャレンジ

4/14(日) 8:00配信

マネーの達人

4月8日から12日の週は、前週からの流れを受けて、3月の高値近辺でのもみ合いの様相での一週間となりました。

週初めの月曜日に高値で上抜けるものの、陰線形成で、明確な上抜けとなれず、その後、押して、週末に再度 上抜けチャレンジする形を作るものの、また明確には上抜けられずに週末入りとなりました。

先週の値動きから、2万1800円から2万2000円に強い抵抗帯がある値動きと考えられます。

そして、週末算出のSQ値が、2万1870.84円と場中に速報値として出され、その後、大引けでの日経の終値が、2万1870.56円と、わずか28銭、SQ値を割り込んで週末入りとなりました。

この大引けをアノマリーで見ると、

「SQ値が上値抵抗線として働いて、週明けから押しやすい傾向に入る」
という考えとなるのですが、実際のところは、週明けの動きを見ないと微妙であると考えます。

この週末の動き 「SQ値が上値抵抗線となり、大引けで下回っている」というのは、前々から申してきているBOXと考えると、SQ値もBOXの上限の抵抗帯となったと考えられ、BOXの高値固めが強くなっていると考えることもできます。

結果論として、3月4日に 一旦 高値を付けて押したのち、4度目の上抜けチャレンジです。

今回上抜けるパターンは、私の経験則からは可能性は高いです。

「厚い上値抵抗線は、3~4度のチャレンジで上抜ける」
というパターンを何度も見てきていますので、そのことが現実になるのかなとも考え、上抜けにも備えてみています。

しかし、この年末から現在までの値動きが昨年の3月からの反発の動きとすごく類似しており、昨年の3月からの反発の後のBOXは、約5か月続いています。

そうなると、まだまだBOXが続くという事も想定されます。

さらに、週明け以降に考えられる3月末の決算発表に対しての情報が、小出しに出てくる時期に差し掛かりますので、15日からの週の動きに影響が出ると考えます。

そして、この点に関しては、私の経験では計り知れないことですが、「令和」への改元と天皇の即位が、相場にどのように影響を与えるのでしょうか?

ちなみに、前回の、昭和から平成への改元は、1989年と記憶しております。

この年は爆謄し、年末には日経平均が3万8900円を付け、その後、バブル崩壊が翌年にやってきた…という事が起きています。

見方によっては、天皇即位と改元でご祝儀相場となり、その後、息切れ‥という展開も考えられます。

それが再現されるとなると、今年が、消える前のローソクとも取れるとなりますが、どうなるでしょうか?

さらに、来年の東京オリンピックに向けての動きも気になります。

いろいろ考えはするものの、決定的な事柄は無く、すべては妄想の域を出ることが無いのが実情ではあります。

その上で、実体経済としては、「世界経済は、踊り場か天井圏にいる」状況と考えられます。

「そんな状況で上抜けしていくのか?」疑問はあるものの、テクニカル的には、上抜けを示す動きは、前週の週末よりも、さらに強く感じられる状況にあり、上抜け警戒をしての週末入りをすべき状況です。

米国の動きは反発となり、併せてCME 日経先物も反発となりました。

週明けは、22000円台に乗せて寄り付くことが想定されます。

細かく見ると、上抜け断定と取れる位置での寄り付きが想定されます。

ただ、BOXであれば、オーバーシュートの可能性もぬぐえないので、高抜けには警戒するものの、断定するには、現時点では時期尚早で、対応が必要と考えます。

そして、反発の米国に関しては、主要金融機関の決算発表の内容が好感されての反発となっており、その影響で、為替が円安に向かい、112円台へと突入しました。

このまま明確に112円台に入り込むと、為替も保ち合い離れで、円安方向に向かうと考えられ、株高を誘発となると考えます。

したがって、明確に上放れとなっていくかは、週明け前半で結果が出ると考えますが、現状で上抜けの事実は作られると考えられるので、売り方のポジションに関しては、全力での整理は怖いですが、少なからず上抜けに敬意を払って、処分を多少進めることは必要と考えます。

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最終更新:4/14(日) 8:00
マネーの達人

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