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永遠に「ストII」を作り続けたかもしれない「ストリートファイター」シリーズ30年史(その一部)

4/14(日) 18:50配信

テレ東プラス

社会現象を巻き起こした、ゲーム史、カルチャー史に燦然と輝く金字塔「ストリートファイターII」

―「ストリートファイター」シリーズは世界的に人気なゲーム作品ですが、初代から海外で人気があったのですね。

綾野:「ストリートファイター」の人気が出て、対戦も盛んに行われたということでカプコンU.S.A.から「続編が欲しい」というオーダーが来たそうです。

――そこで「ストリートファイターII」を作った、と。

綾野:いえ、カプコンジャパンとしては「ストリートファイター」の続編というつもりで「ファイナルファイト」を作ったそうなんですけど「これじゃねえ!」と言われたそうで(笑)


―格闘ゲームとベルトアクションという点で、ジャンルが全然違いますしね(笑)

綾野:「これはこれで良いゲームなんだけど、違う」って言われたそうです(笑)そういう経緯も含めて「ファイナルファイト」はDNAとしてはストリートファイターの系譜にあるので「ストリートファイターZERO」シリーズ以降「ファイナルファイト」のキャラクターが出るようになったのは自然な流れでもあるんです。

―そうして新たに“続編“として作られた「ストリートファイターII」ですが、見事に社会現象を巻き起こします。どのようなポイントがヒットに結びついたのだと思いますか?

綾野:僕らもユーザーとして夢中になりましたけど、やっぱり“似たようなものが無かった“というのが大きいと思います。小さなドット絵のキャラクターが当たり前だった時代に、ゲームセンターに行くと大きいキャラクターが豊かなアニメーションで動いているし、それを動かせる。

松本:「こう動かしたい」と思った動きが、直感的な操作でそのままできるというのは大きかったですね。

綾野:さらには1Pと2Pに分かれて対戦するというゲームも無かったですし。

―そして「ストリートファイターII」といえば「ストIIダッシュ」から「スパIIX」に至るまで、アーケードタイトルだけでも多数の派生作品がリリースされています。どうしてこんなにもたくさんの派生作品が出たのでしょうか?

綾野:僕は当時プレイヤーで制作現場にいなかったので本当のところはわからないのですが、やはりみんなが「ストII」を求めてたんだと思います。

―綾野さんも当時「全然『ストIII』出ないな」と思っていましたか?

綾野:思っていましたね。そんな中「ストZERO」が出たときはびっくりしましたね。

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最終更新:4/14(日) 18:50
テレ東プラス

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