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【バレー】久光製薬・新鍋理沙「ゴールデンセット前の15分で切り替えができた」 東レ・黒後愛「自分が機能し、流れを変えることができれば」V1リーグ女子グランドファイナル記者会見

4/14(日) 15:38配信

バレーボールマガジン

東レ・菅野幸一郎監督

1セット目をデュースに持ち込んだにもかかわらず落としてしまい、これが取れていたらもっとやりやすい試合になったのではないかと。1セット目、悔しい落とし方をしましたが、その後はしっかり気持ちを切り替えてできたのではないかと思っています。
フルセットになり、バタバタしたところもありますが、クランがしっかり決めるべきところで決めて、いい形で取り切れたと思います。
今シーズン、久光製薬さんに1勝もできていなかったので、そういう意味ではここで1試合とれたのは大きな成果だったと思っています。
ゴールデンセットに関しては経験不足というか、「執粘」不足だったかと。優勝と準優勝の差は大きいので、これからまだやるべきことはたくさんあるなという感想です。

――このシーズンを通しての収穫は?

菅野:1~3年目の若い選手が多い中、クラン選手がしっかり引っ張ってくれたと思います。若い選手にとってはクランのおかげでいい経験ができましたが、最後までクラン頼みだったともいえます。この経験を次にどう生かすかは今後大事だと思います。

――関選手を今シーズン正セッターに起用した理由と評価、また、監督から見て黒後選手の昨シーズンと比べて成長した点を教えてください。

菅野:まず、関について。うちには白井美沙紀、日高萌というセッターもいますが、日高はあまり身長がないので、どちらかというとワンポイントで起用しています。白井と関に関しては、ミドルをうまく使えていたことや、勝負強さが関の方があったのかなと。途中で白井ともうまく併用しながらという時期もあったのですが、白井がそのちょっとしたチャンスをうまく生かし切れていなかったというふうに思っています。結果的に関が正セッターとなりましたが、決して我慢して使っていたのではなく、勝つためにどちらがいいか判断した結果です。
白井にも試合が終わってからですが、関が新人賞やベスト6をとったからといって関係ないし、チーム内ではこれから競争だよねと話しました。ただ、関の場合はこれから日本代表に行きますので、そこでセッター出身の中田久美監督からトスワークはもちろん、レシーブやセットアップなどまだまだ課題の部分を学んできてくれればいいなと思っています。

黒後に関してはチームの大黒柱としてやってくれました。波はありましたが、全試合スタートで起用していますし、今シーズン大きなケガもせずにやり切ってくれたことは大きかったです。ただ、日本代表のエースとしてやっていくためには、今日のような試合には勝ち切れるような選手になってほしいと思っています。今日の試合は決してベストだったとは思わないので、課題を意識しながら日本代表でも成長してくれたらと思います。

――黒後選手について、監督から見た課題は?

菅野:サーブレシーブに関しては、日本代表でも十分やっていけるレベルに上がったと思っています。スパイクやブロックはいい時はいいのですが、今日のゴールデンセットのような苦しい時にどのくらいできるかではないかと思います。
実は、一昨日から腰痛があり、全く練習をしていなかったのですが、それでも今日の試合をやり切りました。そういう苦しい中でも日本代表を引っ張ってくれる選手になってほしいと思っていますし、苦しい時にどういうふうにチームを引っ張る選手になるかが大事だと思います。プレー面で細かい課題はいろいろありますが、(黒後が)そういうところが身につけば、日本代表も強くなれるのではないかと思っています。

――今シーズンを振り返って、つらかったことや、乗り越えたことでチームが強くなった部分があれば教えてください。

菅野:若いメンバーも多く、スタートはいい形ではなかったのですが、リーグを通して、自分たちの置かれている位置を考え、しっかり上を見て、やるべきことはやってこれたのかなと感じています。ただ、2位も3位も同じで、1位になるのがどれだけ大変かわかったのではないかと…。悔しい思いを今後、どれだけ糧にしてできるのかが大事だと思います。

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最終更新:4/14(日) 15:55
バレーボールマガジン

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