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アポロの月面着陸から50年。月面に転がる糞尿袋回収のときは今

4/14(日) 20:15配信

ギズモード・ジャパン

やるなら今しかない。

中国に負けじと月面有人着陸復活を誓うアメリカ政府の発表を聞いた米GizmodoのMatt Novak記者が、ある一計を案じました(長文。トランプが好きな人は閲覧注意)。

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先月下旬の会合でペンス副大統領は2024年までに月面にアメリカの宇宙飛行士を送り込む計画であることを明らかにしました。ぜひとも実現し、月面に転がる糞尿袋をトランプ政権に持ち帰ってもらいたいものだと、米Gizmodo一同、心の底から思います。

1969年から1972年までにアメリカが実行した月面着陸は延べ6回。勇者が持ち帰った月の石は計842ポンド(約382kg)、月に置いてきた糞尿袋は推定96個にもおよびます。来た時よりも美しく。大人として常識的ふるまいの範を世界と宇宙に示し、21世紀のこの汚れた現実に新たな歴史のページを開くためにも、ここはなんとしてでも96個拾って持ち帰るほかないのではないでしょうか。

マイク・ペンス副大統領の3月26日の発表では、「米大統領の特例により、向こう5年以内に有人月面着陸を実現することトランプ政権の政策目標として取り組む」とあるだけで、肝心の糞尿袋の件には触れずじまいでしたけどね。

トランプ大統領、今しかないんじゃない?

アメリカはこれまで月面に実にさまざまなものを置いてきました。全目録を見ると、国旗2本、ゴルフボール2個、宇宙飛行士チャーリー・デュークの家族写真、嘔吐袋6個などありますが、ここはやはり糞尿袋を最優先に持ち帰って首都DCのスミソニアン博物館に人類の偉大な足跡として展示するか、それが無理というならせめて未来のトランプ記念図書館に陳列していただきたいというのが編集部の希望です。なぜならトランプ政権の偉業を国内外に示す展示物として、月面から回収した糞尿袋ほどふさわしいものはないからです。

人間が生まれ持つ邪悪な側面のために果敢に立ち上がったトランプ大統領。氏が人間社会に果たした役割りを後世の人びとは正しく認識する必要があります。

それはたとえば、戦時中の日系人強制収容所のような鉄条網のバラックに南米からの移民を隔離する政策であり、トランスジェンダーの入隊を禁じる差別であり、大小さまざまな非寛容の拡散でした。

その一方で、現代と後世に大きな傷を残す人類存亡の課題はほぼすべて棚上げとなりました。「地球温暖化はアメリカの競争力を削ぐため中国が喧伝しているデマ」と言っていた大統領のことなので、急に前言撤回とはいかない気持ちもわかりますが。

トランプ政権を一言でいうなら、怒りと断絶を常態化した政権と言えます。これほど朝に晩に罵詈雑言を並べ、アメリカ国民の良心を糞尿まみれにした大統領はおよそ記憶にありません。

先週もミシガン州のネオファシストの集会で大統領は、中南米からアメリカに亡命を求める方々をこう一笑に付しました。

「あんなの大ウソつきの詐欺集団だ」

命からがら亡命を求める人びとにこの言葉。将来宇宙人にどう説明すりゃいいの?と頭がくらくらします…。

そこで96個の糞尿袋ですよ。黙ってこれを指させば、トランプ政権下の苦難の歴史が宇宙人にもわかってもらえるのではないかと思うのです。さあ、同志よ、今こそ立ち上がろうではないですか。もう「アメリカ例外主義」に頭を下げて回るのも終わりです。We Can Do It。気持ちを定めて国が一丸となれば、アメリカにできないことはない。月から糞尿袋を持ち帰ることだって不可能ではないというところを見せてやろうじゃないですか。

無論、簡単にいかないことぐらい、わかってます。なにしろ月から糞尿袋を持ち帰るのです。そもそも月面に残してきたこと自体、アポロ司令船にも機械船にもアポロ月着陸船にも積むところがなかったことの表れですもんね。というか、あんな狭いスペースによくもまあ、842ポンド(約382kg)もの石ころやら土やらを積んでこれたもんだ、途中で沈むとか思わなかったのかなと今更ながら呆れるわけです。でもひとつ確実に言えるのは、糞尿袋を積載していたら持ち帰れなかっただろうな、ということです。下手するとアポロもろとも宇宙の果てに飛び散っていたかもしれません。

今度月を目指すときには今ある技術の粋を結集して、人類と大量の尿と人糞をぜひ帰還させてほしいですね。

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最終更新:4/14(日) 20:15
ギズモード・ジャパン

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