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Vリーグ久光製薬7度目頂点 「常勝」背負うコンビの涙

4/14(日) 13:27配信

西日本スポーツ

 ◆Vリーグ女子プレーオフ決勝第2戦 久光製薬2-3東レ(13日=東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)

【写真】優勝を果たし喜ぶ久光製薬の選手たち

 久光製薬が2年連続7度目の優勝を果たした。2試合制のプレーオフ第2戦を落として1勝1敗となった後、1セット(25点制)のゴールデンセットを25-18で制した。

 1週間前の第1戦をストレート勝ちしながら、第2戦は2時間20分の熱戦の末、落とした。東レに敗れたのは昨秋からのリーグ戦を通じて5戦目で初めてだった。ゴールデンセットまでの15分間。一度控室に戻った選手たちは目を合わせ、手をつなぎ合ったという。石井がチームの思いを代弁した。「8年間ファイナルに来ているプライドと意地がある」。誇りに懸けても負けるわけにはいかなかった。

 黒後、関ら20歳前後の伸び盛りの若手が多い東レは、JTとの準決勝でゴールデンセットを経験済み。久光製薬の酒井監督は「(東レは)サーブレシーブが乱れず、ラリーに持ち込んでも、うちが粘り負けしていた」と、勢いだけではない脅威を感じ取っていた。

 自分たちのバレーを取り戻すため、再確認したブロックとサーブ。久光の原点に立ち返ったのが岩坂と新鍋だった。正真正銘の最後のセット。ブロック、速攻でそれぞれ2得点の岩坂は「(他の選手との連係が不可欠な)ブロックはチーム全体で取り組んだ」と、うなずく。さらに新鍋が18-14からアタックと絶妙なサービスエースで東レを突き放し、酒井監督は「ディグ(スパイクレシーブ)を含めて貢献度は高かった」とねぎらった。

 代表主将でもある岩坂、同じく代表の顔の一人、新鍋は激闘の後、涙を流した。7月でともに29歳。「常勝」の看板を背負ってきた2人は「勝ちたい、という気持ちが強かった」と声をそろえた。平成時代を「女王」のまま終えた久光製薬が新時代もリードする。

西日本スポーツ

最終更新:4/14(日) 13:35
西日本スポーツ

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