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森永卓郎が予測する 令和の日本経済の行方

4/14(日) 7:40配信

ニッポン放送

値上げラッシュと働き方改革で消費が冷える

値上げの春と言われていますが、物価がどんどん上がって行く。これから、5月6月7月と値上げラッシュが続きます。物価が上がると実質賃金が下がります。統計で見てもいま、完全に実質賃金はマイナスになっています。そうなると、消費を控える。

そしてもう1つ、この4月から働き方改革が施行されて、残業代が減るわけです。残業代が減るとますます給料が減ります。4月分の残業代はまとめて5月に払われるから、みんな、まだ気づいていないのですよ。GWまでは前の給料で残業代を含んだものが支払われるのですが、5月以降はこの働き方改革で残業代が減った額になるのです。

不動産もマンション価格がピークアウトしています。都心部でもそれは起こっています。これまで、何億というマンションは中国人が大分買っていたのですが、中国の経済が下降しているので、もはや以前のようには売れません。

消費税増税は6月に3度目の延期発表~経済復活は2021年

この状況で、私は10月の消費増税は止めると思います。安倍総理は憲法を改正したい。憲法を改正するためには衆参両院で3分の2以上を与党で抑えないと通りません。統一地方選挙の前半戦を見ても、与党は全勝とはいかなかったわけです。この状況のなかで3分の2の圧勝をしようと思ったら、消費増税を止めるしか手はありません。私は5月か6月に安倍総理が緊急の記者会見を開いて、苦渋の決断だと言って消費増税を取りやめることを発表すると思います。そこで衆参ダブル選挙を仕掛けると踏んでいます。
そして、復活は2021年です。理由は明らかで、大統領選挙でドナルド・トランプが落ちるからです。

ニッポン放送

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最終更新:4/14(日) 7:40
ニッポン放送

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