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「MGCとか興味ない」衝撃発言の理由は… マラソン前日本記録保持者の設楽

4/14(日) 20:36配信

西日本スポーツ

 ◆第28回金栗記念選抜陸上中長距離大会(14日・えがお健康スタジアム)

 マラソン男子前日本記録保持者の設楽悠太(ホンダ)が今年初の実戦となる男子5000メートル(タイムレース)に臨み、13分35秒70で日本人3番手の9位だった。

【表】MGC出場権を持つ男子選手一覧

 設楽がレースに出場したのは、昨年12月の福岡国際マラソン以来。「久々のトラック(レース)だったので、走り方を忘れた」と序盤は集団の最後方だったが、徐々に順位を上げ、4000メートルすぎには先頭に立つなど見せ場をつくった。ブランクの影響からか最後は東洋大の後輩、相沢晃らに抜かれたが、福岡国際マラソンで敗れた服部勇馬(トヨタ自動車)に20秒以上先着し、自己ベスト(13分34秒68)に迫る好タイムをマーク。「落ちてくる選手をうまく拾えた。上出来です」と納得の表情を浮かべた。

 設楽は元日の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)を体調不良で欠場すると、2月の全日本実業団ハーフマラソン(山口)や3月の東京マラソンも回避した。「年末に体調を崩し、年始から練習を始めたけどモチベーションが上がらなくて。練習をやりたくない日が1カ月以上続いた」と「五月病」ならぬ「一月病」に陥っていたことを暴露。今大会の出場が決まった2月末ごろから、ようやくモチベーションが上がってきたという。

 設楽は服部や日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)、昨夏のジャカルタ・アジア大会を制した井上大仁(MHPS)とともに男子マラソン4強の一角と言われ、9月に行われる2020年東京五輪代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場資格も得ている。しかし「僕はMGCとか興味なく、目標にやっているわけではない。東京五輪を走るためには出なければいけないけど、僕は東京五輪も一つの大会だと思っていて特別な思いはない」とどこ吹く風だ。

 MGCやマラソンを軽視しているわけではなく「目の前の試合を全力で走り、元気な姿を見せるのが僕の役目。1年間を通して結果を残す」という使命感の表れ。ハーフマラソンの日本記録も持つが「皆さんは今、マラソンの設楽というイメージが大きいですけど、僕はトラックも負けたくない気持ちが大きい。相沢君とはゴールデンゲームズ(5月4日、宮崎県延岡市)の1万メートルでも一緒の組になるので、そこでは勝ちたい」と後輩への雪辱を新たなモチベーションにしていた。

西日本スポーツ

最終更新:4/14(日) 21:20
西日本スポーツ

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