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【巨人】クリーンアップそろい踏み弾も連敗 原監督「リリーフの差」

4/15(月) 6:05配信

スポーツ報知

◆巨人6―11ヤクルト(14日・東京ドーム)

 巨人は2戦連続2ケタ失点と投手陣が崩れて、3位に後退した。先発・畠は3回に打者一巡の猛攻を浴びるなど3回6失点。宮国は5回、村上に決勝ソロを許すと、自らの失策も絡んで3失点した。2失点した桜井だけでなく、戸根、中川も先頭打者の出塁を許すなど不安定さを露呈。3、4、5番にアーチが飛び出して敗れるのは10年ぶりと、6点を奪った強力打線の援護を投手陣が生かし切れず、連敗となった。ヤクルトは4カード連続勝ち越しで両リーグ10勝一番乗りで、首位をキープした。

 選手だけに敗因を押しつけなかった。原監督は3回9安打6失点の畠について、ベンチワークを含めた課題があるとはっきり指摘した。

 「やっぱり(相手に球種が分かる)癖が出てるね。きちっと試合前に我々が伝えられていないというところにね。本人も自覚しないと。まっすぐ行きますよって放っていたら、そうそう抑えられない。150キロでもね。私も含めて担当コーチが、焼きごてを入れるくらい反省しないといけない。選手を守れないという部分があるのはダメだよね」

 具体的な癖の内容までは言及を避けたが、指揮官の信念が詰まっている言葉だった。4年ぶり復帰で掲げたテーマは「のびのび野球」。試合は練習の成果の発表会とし、選手には思い切って戦うことを求める。かつて「論ずるに値しない」など厳しい苦言もあったが、今年は「失敗のことをグチグチは言いやしない」と胸に決めている。

 球団5年ぶりの2戦連続2ケタ失点で連敗。2軍での再調整を決めた畠の早期降板を責めることは簡単だがあえて「癖」を会見で挙げた。期待して起用を決断しただけに、自身も含めた責任があると発信した。

 2番手宮国に対しても同じだ。2回3失点で敗戦投手となるも「糧にする、ということ」と奮起を促した。だが、練習通りの姿が見られなければ厳しく指摘する。1点ビハインドの5回無死二塁で広岡のバントを処理し、三塁悪送球での痛い失点に「あれだけフィールディングが上手な人がね、あそこのミスは大きかった」と反省を促した。

 昨年はリリーフ陣で計20敗を喫した。近年の大黒柱だったマシソンが体調不良で出遅れる中、原監督はブルペン整備を最重要課題に挙げ、若手主体に構成。その場しのぎなら、2軍で先発調整する中堅、ベテラン勢をリリーフとして昇格させる手もあるが、指揮官は今年だけでなく来年やその先に向けて強固な方程式の担い手を作り出そうとしている。宮国や7回に2失点した桜井は結果で応えられなかったが、原監督は方程式入りを期待。連敗はリリーフの差が大きいか、と聞かれ「その辺の差でしょうね」としたが、次の言葉には“熱”がこもった。

 「これだけヒットも点数も、という部分は普通じゃない。これは異常なんだからね。その部分は普通にしないといけないよね」

前日は救援7失点 前日(13日)も逆転弾を被弾した吉川光らリリーフで7失点。この日は全6投手で今季ワーストの被安打17で11失点。クリーンアップ3人に本塁打が出て敗れるのは球団10年ぶりだった。リリーフでは坂本工と大江に代わり、田原と高木の1軍昇格を決めた。臆することは何もない。全てを肥やしにして、全員で戦っていく。(片岡 優帆)

最終更新:4/16(火) 21:43
スポーツ報知

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