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【阪神】西が投打の主役「振ったら当たりました」プロ初打点&2勝目

4/15(月) 6:05配信

スポーツ報知

◆阪神5―2中日(14日・甲子園)

 阪神・西勇輝投手(28)が、7回8安打2失点の好投で2勝目。バットでも4回にプロ初打点を稼ぐ2点適時打を放ち、チームの連敗を4で止めた。梅野とともに移籍後初めて甲子園のお立ち台に上がり、試合前から降る雨の中で詰めかけた満員のファンに感謝。「来週から連勝を続けられるように」と5位からの逆襲を約束した。

 右拳を突き上げた。3点を奪って逆転した4回、なおも1死二、三塁。西は吉見の135キロ直球を振り抜いた。「振ったら当たりました」。左翼線への2点適時打でプロ初打点。直前には11年目で初というスクイズのサインでファウルに終わったが、すぐに切り替えて貴重な2点を叩き出した。

 セ・リーグ移籍にあたり、操作性に優れたバットを発注。昨季までの同僚、オリックス・安達のモデルだった。西の2打点もあって打線はこの回6安打で一挙5点。右腕は投げても7回8安打2失点の粘投で、7日の広島戦(マツダ)の完封勝利に続き、今度は投打で主役になった。

 現役時代に同じ投手だった、安藤2軍育成コーチから受け継いだ背番号16。阪神入団が決まり「恥じないように頑張ります」と丁寧にあいさつした。2月のキャンプでは球団職員の誕生日を調べて祝福するだけでなく、投手陣にも情報を拡散。「こんなに祝われたのは初めてです」と職員を喜ばせた。全ては新天地に溶け込み、柱として活躍するため。笑顔を忘れないFA右腕に矢野監督も「投打にね、本当によく引っ張ってくれた。頼もしく見えます」と最敬礼だ。

 本業の投球ではいつも以上にテンポを意識。雨の中、野手のリズムが間延びしないよう、スパイクの刃に土がついたままでも投げた。3回は7球、4回も9球で素早く料理。その投球が4回の逆転劇を呼び、プロ初勝利を挙げた思い出の聖地で今季2勝目を手にした。

 阪神移籍後、甲子園で初めてのお立ち台。「最後までたくさんの方が見てくれたので力強く投げることができました」と虎党に感謝した。チームの連敗は4でストップ。甲子園開幕から5戦34失点という悪い流れも断ち切った。「みんなで勝つことができて良かった。こういう試合を続けることで勝てるチームになると思う」。矢野阪神を押し上げるため、西は己の全てを注ぎ込む。(中村 晃大)

最終更新:4/16(火) 23:13
スポーツ報知

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