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ルノー、またしてもMGU-Kにトラブル。チームはソフトウエアの問題と説明

4/15(月) 12:00配信

motorsport.com 日本版

 ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、F1中国GPをリタイアした。この原因は、このレースで投入された新スペックのMGU-Kに関連するものだったと、チームは考えている。

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 ルノーは、開幕戦オーストラリアGPでマクラーレンのカルロス・サインツJr.のMGU-Kにトラブルが発生したため、新スペックのMGU-Kを用意した。

 バーレーンGPではサインツJr.のみこの新スペックを使用したが、ルノーの2台が相次いでトラブルに見舞われリタイア。結局ルノーのPU搭載全車が、この中国GPから新スペックのMGU-Kを使用した。

 しかしその新スペックもトラブルに見舞われ、ヒュルケンベルグはまたしてもリタイアに終わった。チーム曰く今回のトラブルは、MGU-Kのソフトウエアのトラブルだという。

「何が起きたのかを正確に言うのは、時期尚早だ」

 ルノーのチーム代表であるシリル・アビテブールはそうmotorsport.comに対して語った。

「しかし、我々はメルボルンで問題を抱えた。そしてカルロスのためだけに、バーレーンで迅速に反応した」

「多くのパーツを手にするためには、生産を加速させなければならなかった。それは、我々が行なっているプロセスや確認作業を、短縮する必要があると言うことを意味していた。基本的には、適切な確認作業をする時間がなかったことによって引き起こされたことだ。言い訳ではない。でもそれは事実だ」

「他のマシンも同じパーツを使用し、問題なく作動していた。このパーツを使って、テストベンチ上でも5000kmを走ったんだ。ソフトウエアで何らかの問題を引き起こすモードに入ってしまった。そういう理由によるものだ」

 アビテブールは、次のアゼルバイジャンGPで再びMGU-Kを交換する必要はないだろうと信じている。

「その必要があるとは思わない。それは、当該のパーツの外にある何かが理由だと思う。ニコが使ったパーツが壊れたとは考えていない。ソフトウエアの問題だと思う。これに対処するためには、ソフトウエア上で何かを変更する必要があるはずだ」

「だからこそ、我々はレース中にそれを試し、修正したいと思っていた。それが送信されることはなかったが、ニコは色々なことをしようとしていた。でも、彼はマシンを再起動することができなかったんだ」

「それが必要なことだった。今マシンをドライブしようと思ったら、それも可能だ。全く問題ないだろう。典型的なソフトウエアの問題のはずだ。”フリーズ”してしまったから、再起動する必要があったんだ。それをコース上でしようとしていたが、できなかった」

 ルノーは信頼性の問題に苦しみ続けている。これは乗り越えなければならないことだと、アビテブールは認めた。

「それは調査しなければならないものだ。そして、現在のような複雑な状況を止めなければいけない」

「我々はそれに近づいている。そして、できるだけ早くこの状況に終止符を打たなければいけないんだ」

Adam Cooper

最終更新:4/15(月) 12:00
motorsport.com 日本版

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