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「過度な指導が原因」神戸・六甲アイランド高生転落 生徒が市に第三者委設置を要望

4/15(月) 20:37配信

神戸新聞NEXT

 2017年12月、神戸市東灘区の市立六甲アイランド高校で1年生だった男子生徒(17)が、長時間の別室指導後に校舎5階から転落、一時重体となった問題で、生徒の代理人弁護士は15日、当時の指導実態を明らかにするため、市に第三者による調査組織の設置を求めると発表した。同市内で会見し、「生徒に退学を迫るなど、過度な指導が原因だった」と述べた。

 代理人の野口善國弁護士によると、男子生徒はツイッター上でトラブルを起こしたことから指導対象となり、2日連続で計約16時間の別室指導を受けた。男子生徒は初日に教員から「退学や」「こんな善悪のつかんやつはいらん」などと告げられ、2日目の指導後に校舎から転落。遺書を書いていたという。約8カ月間入院し、現在も松葉づえを使っている状態。別の高校に転校している。

 野口弁護士は「教育委員会は真っ黒に塗りつぶされた報告資料数枚を渡すだけ。公平な第三者による調査を強く望む」とする保護者のコメントを公表。「調査は市教委ではなく、市長部局にお願いしたい」とし、近く市に要望書を出す。

 市教委は「指導した教員からは『退学を迫るようなことはしていない』と聞いている」としている。(井上 駿)

最終更新:4/17(水) 13:21
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