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「ラジエーションハウス」初回のつまずきを検証「平成最後の月9」よ、演出もテンポも古くないか? そして本田翼! ファンでもつらいぞ

4/15(月) 10:35配信

ねとらぼ

 「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」に対する期待値は、それはもう高かった。“平成最後の月9”にフジテレビが特段の力を入れているとうかがえたからだ。特に注目は「HERO」シリーズを手掛け、「王様のレストラン」では演出を務めた鈴木雅之が監督を務める陣容にあった。

【画像】一目でわかる相関図

意図的に踏襲した「HERO」の演出手法

 4月8日放送の初回を見たかぎり、「ラジエーションハウス」は明らかに「HERO」の手法を踏襲している。オープニングでキャストが横一列に並ぶシーン。エレベーターで同僚たちが新人について会話している場面。PCを見ているテイで全員が1つのカメラをのぞき込むショット、などなど。

 おそらく、意図的だと思う。月9のイメージがない窪田正孝が平成ドラマの懐かしい世界観に放り込まれた画は新鮮でもあった。「HERO」との類似性に気付く視聴者へのサービスの意味合いもあるのだろう。

 それら全部を踏まえて、功を奏していなかった。「HERO」的な演出は医療ドラマに合ってない。無駄に「HERO」がチラつくし、言っても10年前の手法だ。今の時代にそぐわない。何より、この手法を取るならば「HERO」を見ているほうが断然おもしろいのだ。

なぜ、初回を30分拡大版にしようとするのか?

 初回を30分拡大版にするドラマが最近は多い。スペシャル感を出したいのだろう。でも、無駄なシーンが増えてテンポが悪くなってしまっている。時間を延長するなら、長尺にふさわしい密度の脚本にするべきだ。「ラジエーションハウス」に関して言えば、初回は絶対に1時間で収まった。

 特に気になったのは、五十嵐唯織(窪田正孝)が金属アーチファクトの不具合を補正する画像処理を思い付いた場面だ。散々引っ張ったあげく、数字が羅列する「マトリックス」みたいな演出である。ダサい。今後、いつもあんなハッカーみたいな感じで切れ者を表現するのだろうか? あのシーンに掛ける尺も長すぎた。やはり、テンポが悪い。「変に水増ししてほしくない」と筆者が不安を吐露したのは、前回のレビューだった。

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最終更新:4/17(水) 19:32
ねとらぼ

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