ここから本文です

50キロ競歩・鈴木、日本新V!世界選手権出場決断先送り/陸上

4/15(月) 7:00配信

サンケイスポーツ

 陸上・日本選手権50キロ競歩(14日、石川・輪島市日本陸連公認コース)世界選手権(9~10月、ドーハ)代表選考会を兼ねて行われ、男子は20キロの世界記録保持者の鈴木雄介(31)=富士通=が3時間39分7秒の日本新記録で初優勝した。昨年10月に野田明宏(自衛隊)が出した記録を40秒更新。日本陸連が定めた3時間45分0秒の派遣設定記録を突破して代表入りの条件を満たしたが、レースが深夜に行われることに懸念を示し、出場の決断は持ち越した。

 20キロでは2015年に世界記録を樹立した鈴木が、3度目の挑戦だった50キロで初の完歩。日本記録までマークした。

 「練習がすごくいい形でできたので、記録を狙えると思っていた」

 ハイペースで飛ばしていた同僚の松永が35キロ付近で途中棄権すると、5人で形成したトップ集団からスパート。一騎打ちとなった川野(東洋大)を突き放し、歓喜した。

 3月の20キロ大会で4位に終わり、この種目での世界選手権代表入りが絶望的に。長距離の練習を積んでいるためスタミナに不安はないと、出場を決めた50キロだった。

 ただ、20年東京五輪は20キロで出場したいとの思いも強く、世界選手権出場には迷いを見せる。

 「最大の問題は深夜にレースがあること。人間のリズムには絶対にそぐわない」

 暑さ対策でスタートは午後11時半。体内時計を昼夜逆転させることで、体にダメージが大きく残る心配があるという。20キロが午前6時、50キロは同5時半開始予定の東京五輪とも大きく異なっている。

 16年リオデジャネイロ五輪出場をあきらめる原因となった股関節痛から、昨年5月に復帰したばかり。完全復活に向け慎重に、5月中旬にも決断を下す。

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ