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ウッズ復活Vに将棋・田中寅彦九段「あやかりたいです」自身もマスターズで奮闘中

4/15(月) 21:08配信

スポーツ報知

 将棋の田中寅彦九段(61)は15日、米男子ゴルフ・マスターズで復活優勝を果たしたタイガー・ウッズ(43)の快挙を祝福するコメントをスポーツ報知に寄せた。

 祖父・寅吉さんからもらった勇ましい一文字を背負い、1976年から43年間にわたって勝負の世界を生きてきた田中九段は「マスターズはゴルフの世界で最高の場所。けがなどいろいろと大変なことがあった中でのタイガーさんの復活優勝は、本当に考えられないようなことだと思います」と海の向こうの“寅”に賛辞を送った。

 実は田中九段も現在、マスターズでの戦いの渦中にある。将棋を始める前の小学生時代に励んでいた水泳を6年前に再開させ、積極的に競泳のマスターズ(年齢別)大会に参加。個人・リレーなどの種目を問わずに出場し、現在は60―64歳クラスで活躍している。「私のは楽しませてもらっている『マスターズ』ですから」と笑うが、還暦を過ぎてから盤上のみならずプールにも戦いの場を求めることは並大抵のことではない。

 田中九段は1988年度に棋聖のタイトルを奪取し、順位戦A級にも6期在位した実力者。「序盤のエジソン」の異名を持ち、若手時代の羽生善治九段(48)を相手に高勝率を誇ったことから「羽生キラー」のニックネームもあった。

 昨年度は順位戦C級1組からC級2組に陥落する苦い経験をした。今期は巻き返しを狙う1年になるだけに、43歳タイガーの快挙は何よりの刺激になった。「自分はドツボにはまってしまっていますので、ぜひあやかりたいです。まだまだこれからだと思って頑張りますよ」

 盤上でのタイガーチャージなるか。ベテランの復活が期待される。

最終更新:4/16(火) 12:27
スポーツ報知

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