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新たに1億円訂正、堺市長に厳しい声 辞職否定も…

4/15(月) 22:03配信

産経新聞

 自身の政治資金問題で2度目の議員総会へ向け政治資金収支報告書の再精査資料を15日に公表した堺市の竹山修身市長。記者団の取材には「収入も支出もしっかりできたと思う」と述べ、辞職を否定した。しかし、議会で対立する大阪維新の会が再度の不信任決議案を提案する構えをみせているほか、前回は反対した他会派からも厳しい姿勢で臨む声が出始めるなど、竹山市長は厳しい立場に置かれることになった。

 「潔く違法な政治資金の使い方を認め、出処進退を明らかにしたほうがいい」。大阪維新の会代表の松井一郎・大阪市長は15日、大阪市内で記者団の取材に応じ、竹山市長の辞職を求めた。

 堺市議会は3月、維新が提案した竹山氏に対する不信任決議案を否決する一方で、問責決議案を維新を除く賛成多数で可決。その後、今月7日に投開票された堺市議選では、維新が擁立した18人を全員当選させるなど躍進した。

 維新側は新議員の任期が始まる5月以降の市議会で不信任決議案を再度提出するとしており、松井氏は「選挙のときは他会派も竹山さんを辞めさせると言っていた。不信任決議案に乗らないのは卑怯だ」と他会派を牽制。不信任決議案が可決した場合、竹山氏は辞職し、夏の参院選に合わせ市長選を行うべきだと述べた。

 問責決議に賛成した会派には、「資料の内容と説明を聞いた上で判断する」と慎重姿勢を見せるところがある一方、「納得のいく説明がなければ市長の辞職を求める」という声も出始めている。

 竹山氏は「(前回、大半が抜けていた)領収書に関しては5万円以上のものは100%確保できた」と自信を見せたが、自由民主党・市民クラブのある市議は「100万円、200万円の修正ならともかく、億単位の金の流れを見落とすなど、常識では考えられない」と批判。先日の市議選で有権者から「自民は竹山氏を守ったのか」と厳しく非難されたという別の自民市議も、「問題発覚から2カ月以上も時間を与えた。これで十分な説明ができなければ、たとえ維新を利することになっても、厳しい姿勢で臨む」と述べた。

 自民と同じく問責決議案に賛成した共産党市議団の市議は、「前回は真相をうやむやにしたままでの幕引きを避けるために賛成したが、もう後はない」とし、「23日の議員総会で、納得のいく説明がなければ、市議団として辞職勧告も辞さない」と話した。

最終更新:4/15(月) 22:03
産経新聞

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