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三陸産ワカメ品薄深刻2割高 需要旺盛も高水温、餌不足で

4/15(月) 11:00配信

みなと新聞

 三陸産の新物ワカメの品不足が深刻だ。JF全漁連によると、3月末時点での三陸(宮城、岩手県の合算)販売数量は8559トン(原藻換算)と前年同期比30%減。数量減に伴い、価格は1キロ当たり257円で24%高となっている。

 今シーズンの三陸産ワカメ生産は、昨年秋の高水温や栄養塩不足の影響などから、「芽落ち」といわれる幼葉の脱落が宮城、岩手両県で発生。その後も生育が進まなかったこともあり、数量の減少につながった。

 三陸ワカメはここ数年、爆弾低気圧による落下被害や、高水温など気候変化による減産、高値傾向が続いている。しかし、スーパーなどの小売店では、健康志向を追い風に需要が年々高まっており、毎年、メーカーなどの在庫がほぼゼロでスタートしている。関係者は「高値だが需要は旺盛だ」という。

 関係者によると、「4月に入ってからはワカメの成長も良く、数量は伸びてきている」という。

[みなと新聞2019年4月15日付の記事を再構成]

最終更新:4/15(月) 11:00
みなと新聞

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