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エクセルで管理?”社員の動き”を変えるだけで会社はもっと改善する

4/15(月) 8:00配信

テレ東プラス

――仕事をする上で、やりがいを感じるのはどんな時ですか?

「社長から直接『ありがとう』と言われることは少ないですね。ただ経営状況が良くなってくると、それまで資金繰りで会社にいなかった社長の在社率が高くなるんです。それは良かったなと思いますね。わかりやすく反応を示してくれるのは現場の人たちで、『こんなにウチの職場が良くなったんだ!』と、皆さん自慢してくださるんですよ(笑)。そんなステキな触れ合いを感じることができるのが、TAMの最大の魅力かもしれません」

――でも企業を建て直すと、それなりに収入もアップするのではありませんか?

「いえ、私はそういう契約はしていないんです。だから基本的に、その会社の経営が正常になったら私の仕事は終わりで、会社を次々に巣立たせているという感覚ですね。現場の皆さんが明るい笑顔で働いてくれると嬉しいですし、北は北海道から南は鹿児島まで担当してきたので、その土地土地で美味しいお酒を飲むのが仕事の上での楽しみでもあります(笑)。必ず会社の人たちが、名物や店を教えてくれますから。時々、以前担当した会社に遊びに行くこともありますが、そこで皆さんから『こんなに良くなったんだよ』と教えてもらえると、事業再生に携わって本当に良かったなと思いますね」

野添氏の話を聞くと、自分の職場環境を見つめ直すことができるとともに、「スパイラル~」の主人公である芝野の気持ちもさらに深く理解できる。今回のインタビューを踏まえ、作品をまた一味違った視点で楽しんでほしい。

【野添平治氏プロフィール】
株式会社工場長代表取締役 1978年、東京工業大学工学部卒業。日本たばこ産業の研究機関で生産設備の開発、全国工場の生産管理システムの開発などの複数のプロジェクトリーダーを歴任。日本たばこ産業の盛岡工場製造部長、金沢工場長などを経て、2005年にコンサルタント開業。中小企業の生産現場の改善を支援することを目的として株式会社工場長を設立。

※ドラマBiz「スパイラル~町工場の奇跡~」より

テレ東プラス

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最終更新:4/15(月) 8:00
テレ東プラス

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