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“日本最古”の和時計か 1596年製の刻銘、400年以上前の大地震で壊れた可能性も

4/15(月) 16:00配信

中京テレビNEWS

 そこで、取材班は長野県松本市へ。今回の和時計を調査している和時計学会の専門家を訪ねました。これまでいくつもの和時計を分析してきた、和時計学会の関喬さん。

「これは和時計を分解した部品ですね。全部で35から40個あります」(和時計学会 関喬さん)

 関さんは学会に提出する論文を作成し、部品を記録しているといいます。

 早速、この和時計が日本最古のものなのか伺うと。

「間違いなく、日本で最も古い時計に数えられる。ですけれども、残念ながら、それを証明する証拠がない」(和時計学会 関喬さん)

 関さんの分析では、銅板の刻銘については断言できないといいますが、和時計の構造や歯車のすり減り方、鉄の腐食状態などから、400~500年前の物であることは間違いないといいます。

 さらに、こんな可能性も。

「この時計が壊れた原因は、地震と大きな関係があるのではないか。この頃は何回も大きな地震がおきているんですよ」(和時計学会 関喬さん)

 当時、京都周辺で起きたとされる「慶長伏見地震(1596年)」。規模は、阪神淡路大震災クラスで、豊臣秀吉が崩れる城から、逃げ出した逸話が残されています。

 この和時計の骨組みなどには、大きな地震で圧迫されたような、ゆがんだ形跡が多数みられたというのです。


 はたして、この和時計、日本最古のものなのでしょうか。時計の針は、再び動き始めています。

中京テレビNEWS

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最終更新:4/15(月) 16:00
中京テレビNEWS

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