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岡山・宇野港に「真庭のシシ」お目見え 山と海からごみ問題を提起

4/15(月) 23:14配信

山陽新聞デジタル

 瀬戸内国際芸術祭2019の開幕(26日)を前に、会場のJR宇野駅前の宇野港シーサイドパーク(岡山県玉野市築港)に15日、真庭市から出たごみで作られたイノシシ形モニュメント「真庭のシシ」がお目見えした。同港には瀬戸内海の漂流ごみなどで作った「宇野のチヌ」も展示されており、山と海で共通するごみの問題について考えてもらう。

 「シシ」は全長5メートル、幅2メートル、高さ3メートル。作者で「淀川テクニック」の名で活躍する現代アート作家・柴田英昭さん(42)=真庭市出身、鳥取県智頭町=が「チヌ」も手掛けた縁で“友情出演”が実現した。

 プラスチック類のごみを中心とした「チヌ」に対し、「シシ」はバケツやじょうろのほか、脚にミルク缶、牙にトラクターの爪―を使うなど農畜産業が盛んな真庭市の特徴も表している。国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」が17の目標を掲げていることにちなみ、青、緑、黄などの17色で彩られている。

 「シシ」はこの日朝、トラックで真庭市から運び込まれた。黒田晋玉野市長は「芸術祭をオール岡山で楽しめるイベントにしたい」と歓迎。同港を訪れた太田昇真庭市長は「真庭の里、森は瀬戸内海と川でつながっている。流域全体で環境問題を考えるきっかけになれば」と話した。

 同芸術祭の春、夏、秋の3会期全てで展示する予定。

最終更新:4/15(月) 23:14
山陽新聞デジタル

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