ここから本文です

僕の大好きを狙い撃ちしたのは、個人が作ったシンセサイザーだった

4/15(月) 22:11配信

ギズモード・ジャパン

常備薬ならぬ常備シンセがあるとしたら、こういう系。

コンパクトな楽器は、良いものです。電卓シンセでおなじみPocket Operator(POシリーズ)や、KORGのvolca、RolandのBoutique、あるいはスタイロフォンなど。最近だとErektronも小さなサンプラーをリリースしました。僕もこの前「hapiNES」というちっちゃい4トラックシンセを買いまして、バリバリ遊んでます。

【記事の全画像】僕の大好きを狙い撃ちしたのは、個人が作ったシンセサイザーだった

こうしたガジェット的シンセを作っているメーカーは世界中にいーっぱいあるんですけど、国内の個人シンセメーカーDigiLogTokyoが開発中の「Microne」もその1つ。今回、触らせてもらう機会があったので、ちょっとハンズオンしてみようと思います。これ、前から気になってたんですよ。

こんな小さいのに複数の音が鳴らせる珍しい子

カバンに常備したくなるコンパクトさでありながら、物理の鍵盤を持っているのが「Microne」の魅力。小さなシンセの多くは小型化のために鍵盤をはしょったりタッチ鍵盤にしてたりなんですけど、1オクターブながらしっかり物理の操作感を残してくれています。本体もカッコいいでしょ?

そして何より好きなところは、3和音が弾けちゃうというところ! 和音とはギターやピアノのように、同時に複数の音を鳴らすこと。メジャーやマイナーといった、和音特有のステキな響きを作れます。

シンセサイザーには単音しか鳴らせないモノシンセと、複数の音が同時に鳴らせるポリフォニックシンセがありますが、つまりMicroneはポリフォニックシンセ。このコンパクトさでポリは珍しいんですよ。

シンセは「弾きたくなっちゃう気持ち」をそそるかどうかが大事

機能の説明をしつつ弾きたくってきました(いろいろと語るより、音を聞いたほうが早いですよね)。

ほーら楽しい。Sync inもあるから、volca beatsとかPO-12とかと連携させたらもう止まりませんぞ。スピーカーから出した音を録音してるんですけど、良い鳴りしてるでしょ?

こちらは製作者の演奏。リバーブを噛ませてあるけど、このドリーミーな感じ超好き。これもまたポリフォニックならではのサウンドです。

オシレーターシンクをかければギュイーンとメタリックな倍音が楽しいし、LFOで揺らしても楽しいし、ディレイも楽しい。何より鍵盤の操作性、これがまたすこぶる良好! 押した感もパチっと深めで、押し心地の良さからつい弾きたくなっちゃう。ゲームコントローラーのボタンの感触が近いかな。POシリーズの電子工作っぽいボタンよりもグっと押し込めます。

楽器って、この「弾きたくなっちゃう」気持ちをそそるかどうかが大事だと思うのです。Microneの物理鍵盤や和音が弾ける要素は、僕にとっては完全にそそらせ要素。電池駆動だからどこでも動くし、この小ささでこの分厚いハーモニー、たまりません。

1/2ページ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事